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越南よりシンチャオ(こんにちは)!
ハノイには一応四季らしきものが存在するのですが、春と秋は有って無いような季節です。そんなわけで、前回の『寒い冬の風物詩』から春をスキップして、今回は『暑い夏の風物詩』についてお便りします。
今年の冬はそれほど寒さが厳しくなかったせいか、暑くなる時期が去年より早いようです。体も気持ちも準備できないまま猛暑に突入!かと思うと、また雷雲が発生し、土砂降りの雨と共に更なる湿気を運び込み、・・といった日々です。
この時期、いくつかの季節を行ったり来たりしているかのようなハノイの天候に体を慣らすのは容易ではありません。ハノイっ子でさえ、体調を崩しがちだと聞きます。
ベトナムでは気分屋さんのことをハノイのこの時期の天候になぞって「朝は晴れでも午後は雨」と(もちろんベトナム語で)言うそうです。さしずめ日本語の「女心と秋の空」といったところでしょう。
風物詩1 『 雨 』
寒い冬が過ぎテト(旧正月)が明けると、そこに待っているのは春!ではなく、雨です。
一年を通して多湿な土地ですが、日本で春を迎える頃は際立って湿度が高くなります。
南部ホーチミンの雨季は一日数回、局地的に降って1〜2時間でやむというのが一般的で、慣れてしまうととても気持ちの良いシャワーです。ところが、ハノイの雨はしつこいタイプです。寒さが和らいだと同時に雨、そして湿度と共に気温も上昇しあっという間に夏に突入です。
水たまりを避けながら歩くと同時に、おかまいなしに通り過ぎていくバイクから跳ね上げられる泥水を如何によけるか・・・経験だけがものを言います。
傘は周囲の動きが見えづらくなりますし、避雷針にもなりかねませんから危険です。
降水量によっては下水も溢れ出すので、衛生的に一番良いのはすぐに洗い流せる裸足、もしくはビーサン!

風物詩2 『 食中毒 』
この時期は食あたり(下痢、吐き気、腹痛、発熱等)に注意が必要です。
特に消化系疾患や感染病が流行していなくても、外気温の上昇とともに、食品も傷みやすい環境になりますから、衛生管理を心がけなければいけません。
症状が出たら、脱水に至らぬように十分な水分補給が必要不可欠です。
悪化すると現地の病院では対応できないケースも有りますから、そこに至らぬよう自分の体は自分で守るしかありません。
季節の移り変わりを味わう心の余裕が無いのは、そんなことで気忙しいからでしょうか?

サトウキビ(写真に見える棒状の物体)のジュース屋さん。水分&糖分補給に欠かせません。
風物詩3 『 カビ 』
ハノイでは一年中湿気に悩まされます。更に湿度が高くなるこの時期はもう太刀打ち出来ません。靴、バッグ、洋服、木製製品、ありとあらゆる物にカビが発生します。
何と!犬にまで!(カビから皮膚疾患に繋がります。)
湿気対策は風通しと日光消毒が基本ですが、エアコンのフルタイム稼働なんていう外国人宅も多くみられます。我が家でも毎日除湿をするようにしていますが、カビの勢力には勝てません。
犬の場合は薬用シャンプーとドライヤー(熱風消毒)が効果的ですが、そんなケアーをしてもらえないローカルドックは、この時期見るも無残な毛並みとなります。

風物詩4 『 蓮の花 』
ハノイでは6月上旬から7月中旬までが蓮のシーズンです。
この時期、蓮の花を自転車に積んで売り歩く花売りや、乾燥前のフレッシュな蓮の実を売るかつぎ売りが目につきます。
蓮の花はお茶として(蓮の実はお菓子として)食されます。蓮茶には安眠、体バランス調整(リラックス)などの効用があるそうです。
ハノイで咲き乱れる蓮の花を見られるのはこの時期だけです。

風物詩5 『 移動式果物屋さん 』
寒さが和らいでくると、旬のフルーツを籠に山ほど積んで売り歩く移動式果物屋さんの登場です。南部から来るものが殆どですが、マンゴスチン、ライチー、ドラゴンフルーツ、スイカ、パイナップル、マンゴ-、etc。
通年市場でも手に入りますが、国内(ベトナム)産が安価で旬のものは何より美味です。
体を涼しくする果物はスイカやオレンジ、野菜ではゴーヤや冬瓜が夏向きで暑い時に好まれます。夏場に出回ることの多いマンゴ-やパイナップルは体を温める果物だそうですが、糖分が多いことで夏バテ防止になるのだとか・・・。
ベトナムでは、東洋医学に言われる、体を冷やす食べ物、温める食べ物についての知識が生活に溶け込んでいるように思います。

風物詩6 『 ビアホイ 』

夏!といえば何といってもBIA HOI=ビアホイ(ベトナム版ビアガーデン)です。
ドラフトビアが一杯6,000ドン(約40円)もちろん美味い食事も注文可。
BIA HOIは街角のあちこちに有ります。湖を通る風に当たりながら、なんていう立地から旧市街の真ん中で、行き交うバイクを見ながらグイっなんていう処まで。
冬にはここで鍋をかこみますが、やっぱり暑い時のビールは格別です。

店先の歩道もビアホイで占領されます。
風物詩7 『 過酷な夏の過ごし方 』
まだまだエアコンが無い家も多いハノイでは、外に出て涼を取ります。
ただし、外出時間は早朝と夕方以降に限ります。日中暑い時は外に出ないのが基本。
それでも昼時に外で過ごす場合、日陰で休み体力温存を心がけるのが最良策といえます。

湖畔の遊歩道も休憩所に早変わり。あちらこちらにシートを張ってゴザを敷き日陰を作って休みます。

日中静かに家で過ごせない若者は、バイクで疾走。湖の周りをグルグル回って風を満喫します。ベトナム名物『バイク散歩』暴走族ならぬハノイ族。
人っ子一人、犬一匹見かけない日中の様子が一変し、夕方からの公園はどこも大混雑です。
歩道や空き地は路上バトミントン・路上バレーボールの試合会場に早変わり。太極拳・マラソンを始め、思い思いに体を動かす人々でごったがえします。公園が多いハノイだからこその風景です。

ビーチバレーならぬ、夕方の空き地バレー

日没後のウォーキング

涼しくなったら、家族連れで夕涼み
ハノイの観光名所、ホーチミン廟の前の公園の夜の様子です。
祭りでも有るのかと思えるほどの人、人、人、人、人・・・老若男女、人だらけ。

ハノイでも冷房が効いた場所が増えています。
でも、過半数のベトナム人は昔ながらの手段で厳しい夏を乗り越えているように見えます。
文明社会の恩恵を被り、それに慣れてしまった人間が忘れてしまった労力と順応性を再認識させられるハノイ人の暮らしぶり。見習うところが有るのかもしれませんね。
◆ベトナムからの便り バックナンバー
No.1『ハノイ、冬の景色』 |
こんにちは。オザです。東京はジメジメ、ムシムシした梅雨を迎えています。
この季節になるとくせっ毛な私の髪はもしゃもしゃになってしまうので、出かけるのも憂鬱。一年の中でもっとも苦手な季節です。
梅雨の季節を彩る花といえばアジサイですよね。青や紫、白にピンクと色とりどりの花が雨にぬれてしっとりと咲く姿は鮮やかで、うっとうしい気分を和らげてくれます。

アジサイの葉っぱの上にカタツムリや小さな緑色のカエルを見かけることもあります。私が住んでいるところは都心の郊外にあるため、小さな生き物たちもまだまだ生息しているようで、水辺のある公園からは、夕刻になるとカエルの合唱が聞こえてきます。

昨年まで娘が通っていた幼稚園ではカマキリやバッタ、ダンゴムシなどを虫かごに入れて飼育していました。先日も公園で子どもと遊んでいたら、男の子がカナヘビを発見。残念ながらこういうときに限ってカメラを持っていなくって、写真に収められなかったのですが(写真が載っていたら、虫が苦手な人は嫌な思いをしたでしょうから、なくってよかったのかも?)、子どもたちが小さな生き物と触れ合える環境が残っているというのは嬉しいことだと思います。

公園で四葉のクローバーも発見!
幼稚園での飼育といえばこんなこともありました。父が趣味で育てている無農薬のキャベツをもらったときのこと、葉っぱの間にアオムシが1匹付いていました。いつもならば「キャ〜」という悲鳴とともに、サヨナラをしてしまうのですが、その時はたまたま虫好きな子どもたちのことが頭をよぎり、アオムシを虫かごに入れて娘に幼稚園へ持って行かせました。おいしいキャベツをたくさん食べたせいか、それとも育つ環境が良かったのか、アオムシはその後さなぎになり、子供たちが見ている前で蝶に羽化したそうです。あまり虫が得意ではない娘もこのときは感動したようで、何度もその話を聞かせてくれました。


父の家庭菜園ではなくご近所のキャベツ畑にて撮影
またあるとき、住宅地を自転車で走っていたらこんなポスターを発見しました。

へぇ〜。モグラがいるんだ!と驚いてしまいました。木の下や周辺を見回してみましたが、もちろんモグラの姿は見えませんし、土を掘ったような後も見られなかったのですが、きっとどこか近くに生息しているのでしょう。モグラはエサとなるミミズや昆虫の幼虫などがいる肥えた土を好むそうです。
先日テレビを見ていて娘に「ホタルって何?」と聞かれました。ホタル=光る虫という認識はあるものの、どこがどんな風に光るのか疑問に思った様子。娘はまだ一度もホタルを見たことがありません。私も子供の頃は何度か見たことがありますが、大人になってからは一度もホタルを見たことがありません。調べてみると東京や近郊の県でもホタル鑑賞ができる場所があるようなので、いつか見に出かけてみたいと思います。曇っている日で、湿度が高く、風のない日の午後7時〜9時ごろがホタルを見つけやすい条件だそうです。
また、夏が近づくにつれて厄介なのが「虫刺され」。特に子どもはすぐに刺されてしまいます。市販の虫よけスプレーを使うこともあるのですが、スプレーした時のむせる感じや強い香りが好きではないので、なるべく、蚊を寄せ付けない効果のある天然成分のアロマオイルを使った虫よけスプレーを使うようにしています。市販の物よりも効き目は弱いかもしれませんが、何度か付け直しても香りがよく、肌にも優しい。体だけでなく網戸にスプレーしたり、アロマオイルを焚いてベランダに置いたりして対策をしているのですが、蚊もかなり手ごわくこの程度では攻撃から逃れることはできません。これからのシーズンの悩みの種です。

北半球で、昼の時間がもっとも長くなる夏至。今年は6月21日でした。
「夏至と冬至の夜、午後8時〜10時の間は電気を消してキャンドルの灯りでスローな夜をすごそう」というスローガンを掲げた『1000000人のキャンドルナイト』。数年前から我が家でも実施しています。今年も子どもの就寝時間に合わせた短い時間ではありましたが、電気を消してキャンドルをともし、静かな夜をすごしました。地球のためにできるとっても、とっても小さなことですが、年々、キャンドルナイトに賛同する人や企業が増えているようで各地でイベントが実施されているのは素敵なことだと思います。この日を通じて、より多くの人が地球温暖化やエコについて考えるきっかけになってくれるといいなと思います。

★『東京からの便り』のバックナンバーを読む
特派員:オザ(東京の郊外に夫と幼稚園児の娘と三人で住んでいる主婦。Lee100人隊のお買いものコラムもやってます。)
No.1『ゴミの有料化は効果的か?』
No.2『秋から冬へ』
No.3『世田谷ボロ市と冬の過ごし方』
No.4『春の花便り』 |
暑い…涼しい中いかがお過ごしですしょうか?
今年は例年にもまして衣替えのしづらいベルリンよりお便りです。
セーターは一年中しまうことがないのですが、今年はマフラーと手袋すらもしまえないまま6月を迎えることになりました。
ヨーロッパでは日本のようにはっきりとした季節の変化が順序良くやってくることはなく、寒い寒いと言っていた翌日に突然快晴の夏日がやってくることが多い気がします。数日前には32度を越え突然真夏かと思っていたら今日はこうしてセーターを羽織って執筆しています。
春を待ち続けていたら夏になっていた、といったドイツの初夏、気候や気温で感じるより、街の変化で気がつくことが多い気がします。
ドイツの初夏
ドイツの夏といえばビアガーテン、を想像されるかと思います。
太陽が沈むと肌寒さを通り越してけっこう寒いのですが、用意された毛布を羽織ながらもビールを飲んでいるドイツ人で賑わいます。
ちょうど今年は4年に一度のサッカーワールドカップがあり、小さなカフェにもテレビやスクリーンが置かれ、即席のビアガーテンでサポートする姿があちこちでみられます。涼しいながらも夏らしい活気があふれています。

<広めの道にゆったりとテーブルを広げて>

そして週末となると公園はバーベキューをするグループで大賑わい。
最近公園として開放になったベルリン市内の旧飛行場の滑走路も新しいBBQスポットとして大人気です。

<テンペルホーフ空港の滑走路でピクニック>

暖かく晴れの日を逃すと次はいつかまったくわからないこちらの気候では太陽への思い入れは並ではありません。
視覚で感じる季節
さて、暖かい季節の訪れを喜ぶのは人間だけではありません。
冬の間は影をひそめていた植物たちが活気づきます。


裏庭の木を観察していたら20日間でこうして見事な緑をつけました。
食する初夏
目にも味覚にも楽しいハーブ、バジルやパセリは定番ですがその他ドイツではイタリアやフランスとは一味違ったハーブが見られます。

ハーブを育てることは趣味というよりも日常のごく一部。
キッチンの出窓で小さな家庭菜園コーナーをかまえ、少しずつ摘んで食します。

特に栽培が簡単なGartenkresse(クレス)はドイツ家庭の常備野菜。ハーブというより小さな青野菜。サラダにふりかけたりお皿のデコレーションにしたり、なかなか重宝するのです。

<これがドイツ人の常備野菜クレス>
そして暖かい風が吹き始めて楽しいのはマーケットめぐり。

季節ものが週変わりにお目見えします。冬野菜と違って色とりどりでにぎやかさを増します。春先にはイチゴや白アスパラが特に目を惹きます。
地下鉄構内にまで季節限定でイチゴ売りのお店が登場。

最初に出回る大粒のイチゴはスペインなどからの輸入物、それから数週間後の小粒はドイツ国産のイチゴ。
白アスパラを食べたか、まだか、もこの時期の話題のひとつです。


「アスパラガス」をテーマに友達と集まってちょっとしたホームパーティーを開いたり。
四季の変化があいまいな土地では新鮮な季節の素材で味わう四季の移り変わりも楽しいものです。
みなさんはどんな初夏を味わってらっしゃるでしょうか?
★『ドイツからの便り』のバックナンバーを読む
特派員:スズキ(フランスで学生をしたり、スイスで時計店に勤めたり、気がつくとヨーロッパ10年目、現在はドイツで再び学生生活中。)
No.1『エコロジストの正体』
No.2『明かりの世代交代』
No.3『寒さとのお付き合い』
No.4 『待ちに待った春の訪れ』 |
| デンマークからの便りNo.10 『デンマークの春』 |
春から初夏にかけて、花々の美しい時。
デンマークに暮らしていると、週単位で変化している自然の今を堪能しなければ、またあの寒い季節がやってくる!と少し焦ってしまうのは、私だけなのでしょうか?

春の始めには木立の足下に小さな花々が咲き始めます。これは森の中に咲くアネモネ
ようやく長かった冬の終わりの気配を感じるのは、外から聞こえてくる鳥の声と、日に日に感じられる太陽の光。デンマークの春は微笑みが多くなる季節です。

コペンハーゲンの町中にあるローゼンボー王立公園。クロッカスのカーペット
特に例年にない雪に見舞われた今年の冬の後では、この春の気配は最高の自然の贈り物。
「前回のデンマークの便り9」にも書きましたが、長い冬の暗さの後では、 「太陽の光を浴びたい!」欲求は高まります。
仕事をしていてもランチの時間などは、ベランダや中庭で太陽を浴びながらちょっと一息。

ランチタイム
公園のベンチなどでも、なにをするでも無く目を閉じて口元は微笑み、太陽に向けて顔をあげて光を満喫している人々はよく目にする光景です。

ローゼンボー王立公園
家の中にいるよりも、少しでも外に出て今を堪能するちょっとした工夫。週末はコーヒーを魔法瓶にいれて新聞をもって近くの公園や、アパートの共同の中庭、あるいは自分の庭でのんびりする。そこに友達家族なども加わっておしゃべり。のんびりしたデンマークの時間が流れていきます。

日常生活に身近な外部空間が、自然の森や草原、から、公園、中庭といった都市のパブリック空間、そして個人の庭にいたるまで、いいバランスと距離感で計画、実現され、人々も日常生活のなかでそれらの使い方のセンスを心得ている。
外部空間に携わる仕事をしている私には、デンマークの日常生活から学べることがたくさんあります。
★『デンマークからの便り』バックナンバーを読む
特派員:林 英理子(デンマーク在住のランドスケープデザイナー)
No.9 『デンマークの冬/コントラストのある生活』
No.8 『地域性とエコロジカル』
No.7『物を大切にする暮らし』
No.6 『社会に蓄積していくデザイン』
No.5『Jorn Utzon』
No.4『デンマークのクリスマス』
No.3『デンマークの住宅、建築事情』
No.2『デンマーク、自転車生活』
No.1『10回目の夏』 |
こんにちはオザです。
東京からの便りも4回目になりました。今回は東京の春の花便りをお伝えしようと思います。
冬の間は空気の乾燥した晴天の日が多く安定していた天気ですが、春が近づいてくると一変。ぽかぽかと暖かい日があるかと思えば、急に風向きが変わってコートが手放せないような寒い日に戻ったり、雨が降ったり、強風が吹き荒れる日があったりして、天気は変わりやすくなります。気温の変化も激しいので体調の管理もいつも以上に気をつけなければなりません。
今年は春分の日ごろ、急速に発達した低気圧の影響で全国的に強風が吹き荒れ、各地で交通が乱れたり、けが人が出たり、西日本を中心に黄砂が舞ったりと猛威を振るいました。
このような変わりやすい天気を繰り返しながらも季節は着実に暖かな春へと向かっていきます。
梅の花が散り、ミモザが黄色くてかわいい花をつけると春の訪れを感じます。

私はミモザが大好きで、いつか一戸建てに住むことができたら庭先にこの樹を植えたいと夢を見ているのですが、花粉症の夫はこの黄色い花を見ると鼻がむずむずとしてくるそう。スギ・ヒノキのアレルギーなので影響はないはずですが、イメージなのでしょうか。友だちの家で咲いた花をお裾分けしてもらったので、部屋に飾ったところぱっと明るく華やぎました。
マンションに植えられているクリスマスローズも2月から3月にかけて花が咲きました。うつむき加減に咲く姿が可憐ですが、わりと丈夫なようであまり手をかけられていない花壇にあっても毎年たくさんの花を咲かせています。

近所の公園には比較的自然が残されていて、春になるといろんな木々の花や草花を見ることができます。
3月中旬、この公園へ春の花を探しにカメラを持って出かけました。そのうちのいくつかを紹介します。
まずは入口付近にあるオオカンザクラ(大寒桜)が見ごろを迎えていました。撮影をしたのは3月18日。
今年のソメイヨシノの東京での開花は3月23日と発表されましたが、それよりも一足先に満開になっていました。ソメイヨシノと比べるとやや花の色が濃く華やかさがあるような気がします。

園内を歩いているとふと甘い香りがします。香りを辿っていくとジンチョウゲ(沈丁花)の花が咲いていました。この香りで春を感じる人もいるのではないでしょうか。つぼみのピンクのものと白いものの2種類が植えられていました。

ユキヤナギも小さな白い花を枝いっぱいに咲かせていました。その名の通り雪のように白い花は清楚な感じがします。

青空に映えるコブシの花。春の到来をつげる花のひとつですね。別名を「田花桜」ともいい、花が咲く頃を田植えの目安としたそうです。
1羽の鳥(ヒヨドリかな?)が飛んできて花をついばんでいました。

足元に目を向けるとツクシが顔を出していました。
この公園では毎年たくさんのツクシを見つけることができます。

他にもオオイヌノフグリやタンポポといったおなじみの植物も花を咲かせはじめていました。


園内ではサンシュユやボケ、モクレン、パンジーなどの花もきれいに咲いていました。また、この公園では見かけませんでしたが、ハナニラやスミレ、ムラサキハナナなども界隈でよく見かけます。
まだ枯れた色をしている芝生ですが、もうしばらくすると緑色一面に覆われます。子どもたちの好きな虫も冬眠から覚めることでしょう。公園で遊ぶのが楽しい季節がもうすぐそこまで来ています。子どもたちにはなるべく外で自然と触れて季節の変化を感じ、遊んで欲しいなと思います。

3月30日現在、5分咲きのソメイヨシノです。

今年の東京での開花は3月23日でした。開花した後、気温の低い日が続いたので、満開まではあと少し。今年はいつもよりも長く花見が楽しめそうです。
年々ソメイヨシノの開花が早くなってきているのはやはり、地球温暖化の影響でしょうか? 入学式のイメージのある桜ですが、このままいくと近い将来は卒業シーズンの花として定着してしまうかもしれません。ソメイヨシノは一定期間、冬場の低い気温にさらされないと開花しないため、地球の温暖化が進むと、今世紀末には咲かない地方が出てしまうというシミュレーション結果もあるそうです。また、戦後一斉に植えられたソメイヨシノの樹々が弱ってきていて、寿命を迎えているという話も聞きます。
ぱっと華やかに咲いて、はかなく散ってしまうソメイヨシノは日本人の大好きな花。いつまでも鑑賞できることを願ってやみません。
★『東京からの便り』のバックナンバーを読む
特派員:オザ(東京の郊外に夫と幼稚園児の娘と三人で住んでいる主婦。Lee100人隊のお買いものコラムもやってます。)
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| ドイツからの便りNo.4 『待ちに待った春の訪れ』 |
みなさん、こんにちは。今回は「春」をテーマに暖かい便りをお届けできるはずだったのですが、前号ベトナムの冬よりも寒そうなベルリンの春がちょうど始まったばかりでのお便りとなります。
今年の冬は本当に長く、最後に(本当に最後だといいのですが・・・)雪が降ったのは3月14日でした。
ということで今回は春の到来のシンボルでもあるイースターについて少し書いてみたいと思います。

クリスマスのお菓子が店頭から姿を消すと間もなく卵やウサギを象ったチョコレートが並び始めます。ヴァレンタインデーのチョコレート・・・を贈る習慣はありません。このお菓子たちはもうすぐやってくるイースターのお祭り用です。

春を知らせるイースター
イースターはキリストの復活を祝うお祭りです。日本人にはあまり馴染みのない祝日ですがキリスト教徒にとってはクリスマスと同じくらい大事な一日。クリスマスのように毎年日にちが決まっていれば覚えやすいのですが、イースターは移動祝日です。
春分の日の後にくる最初の満月の日(今年は3月30日)の次の日曜日ということで今年は4月4日。ちなみに去年は3月23日、来年は4月24日と1ヶ月も違いがでることがあるのです。
このイースターを基に、さらにいくつかの祝日があります。
たとえばイースターから46日前に始まる四旬節。食事の節制が行われるこの期間の1週間前には謝肉祭、つまりカーニバルが行われます。特に有名なのはリオのカーニバル、ヴェネツィアのカーニバル、ドイツではカトリックの多いケルンで一番盛大なものが行われますがベルリンはプロテスタント系なので静かなもの。
カーニバル最終日の火曜日はマルディ・グラ(肥沃な火曜日)とよばれ特に盛大なお祭りが開催されます。このお祭りがさかんなアメリカのニューオーリンズ出身の友人の元にはこの日のために小包が届いていました。

いっぱい食して、宴を開いていざ節制に臨むのですね。
イースター休暇
イースター直前の金曜日は聖金曜日Karfreitagとなりキリストの受難と死を記念する祝日です。イースターの1週間前から子供たちは2週間の春休みに入り、大人たちもこの金曜日から4日間の長週末で日本のお盆のような 日々を家族で過ごします。
この休暇を室内から雪を眺めて過ごすか、バーベキューをして過ごすか。
毎年違ってくるわけです。
日にちが移動するだけでなく、月の満ち欠けや日数計算が複雑で覚えにくいこともあり、この習慣になれているはずのドイツ人でさえ、カレンダー片手に過ごすイースター関連の祝日です。
イースターの主役
さて、宗教色の薄いベルリンではこの時期をシンプルに、春そのものの到来をお 祝いします。ゲルマン族はキリスト教とは関係なくずいぶん昔から春の到来を祝っていました。寒い地域だけに春の訪れは本当に喜ばしいものなのでしょう。このお祭りは豊壌のシンボル、卵とウサギが盛り上げます。

卵を使った遊びもいろいろ。茹で卵を転がして壊れなければ食べてよし!という遊びや、公園や庭に卵を隠して子供たちに探させる遊びなどがあります。イースター前の卵の色づけ、学校がお休みになった子供たちの楽しみの一つです。
春の始まり
さてその春の到来を祝うイースターに向かってようやく少しずつ暖かくなり始めているベルリンです。

まだコートは手放せないものの、お昼休みに日向の公園でテイクアウトランチをする姿やご近所さんとのんびりおしゃべりする姿も見かけました。

大晦日からずっと雪に覆われていた地面もやっと姿を現し、元気な植物にはすでに花が咲いていました。枯葉と隣合っているのが春の始まりらしいですね。
3月の最終日曜日には冬時間から夏時間へと切り替わります。時計の針を1時間進めることで夏は夜の10時になっても明るい空が楽しめるのです。この日は1時間睡眠時間が短縮されてしまいますが、暖かい春を思うと早起きも嬉しいもの。
これからぐんぐんと色をつけてくる街の木々や花に負けないくらい元気に暖かい季節を満喫したいと思います。
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特派員:スズキ(フランスで学生をしたり、スイスで時計店に勤めたり、気がつくとヨーロッパ10年目、現在はドイツで再び学生生活中。)
No.1『エコロジストの正体』
No.2『明かりの世代交代』
No.3『寒さとのお付き合い』 |
はじめまして、シンチャオ!
ベトナムの首都ハノイより初めてお便り申し上げます。
家族のお伴をして地球のあちらこちらに移動生活を続け、今はハノイに暮らすカラと申します。どうぞよろしくお願いします。
本題ハノイの冬の様子をお伝えする前に、まずは地図をご覧頂きましょう。

白っぽく見えるところがベトナムです。さて、この地図を見てハノイの冬を予想してみて下さいね。
東南アジアといえば年中暑いと思われがちですが、ベトナムの国土は日本の9割程度で南北に長く、ご覧の通り日本列島に似た形をしています。ですから日本と同様、ベトナム国内でもその土地によって気候も大きく変わります。ハノイは北部に位置し中国そしてラオスと接します。そして南部に位置するホーチミン(旧サイゴン)のすぐお隣はカンボジアです。気候はもちろんのこと、言葉、生活習慣、人柄など全てにおいて同じ国とは思えない程違うのです。
つまり皆さんの予想を覆し(ましたか?)北部ハノイの冬は寒いのです!
私ども家族にとっては、数年ぶりの四季の有る土地。ここに来る前は乾季と雨季しかない年中暑い国に居りましたので、寒さが身にしみました。おまけに更に北部の中国に近い山岳地帯に行かない限り雪は降りませんので、寒いだけで大好きな雪遊びもできません。
日本で冬といえば乾燥している季節ですが、ベトナムは多湿です。最低気温は10℃を下ることも有り、体感気温はそこからマイナス10度かと思われます。
さて、ここまでは去年の冬の話。
なんと!!!今年の冬は暖かく1月には嘘のような天候が続き、暖かさを通り越して30℃近くまで上がった夏日?も有ったほどです。Tシャツ一枚かと思えば翌日はダウンジャケットといった具合ですから、体の対応が追いつきません。
そんなハノイの冬の様子といえば・・・祝日が少ないベトナムにおいて、一年で最大の祝日=テトと呼ばれる旧正月をご紹介しないわけにはいきません。
2010年!今年のベトナムは2月に新年を迎えました!

初詣に向かいます。写真の通り、四輪車も随分増えたとはいえ、相変わらずハノイの足は何処に行くのもバイクが主流です。
旧暦にのっとっているので、毎年元旦にあたる日付は違います。
今年の元旦はバレンタインデー2月14日。(因みに去年は1月26日でした。)テトの期間は一週間ほど多くの店や公共機関が休みとなり不便な事もあって、海外脱出を図る在越外国人が多いのですが、加えて帰郷するベトナム人も多いですから、交通機関の予約手配を急がないと陸の孤島に取り残されることになります。つまり盆暮れ正月を一緒にしたお江戸といった具合です。

年末だけ開店するお歳暮屋さん
お菓子等がセットになって綺麗にラッピングされて売られています。
新年が明けると跡形もなく消える年末限定ショップ!

テト前はどこもそこも慌ただしく、市場価格も上がります。街のあちこちに無許可私設花市植木市が並び、見た目は綺麗だけれど、そのために各所渋滞悪化。
正月飾り用の金柑や桃の木輸送中のバイクや車が行き交います。
金柑や桃の木は日本の松飾りのように飾ります。幸運を呼ぶと言われています。

ベトナム人は普段からお花が大好き。テトに向けての時期は金額が倍になろうとも、少しでも質の良い花を積んだ移動販売屋を見つけて(もちろん値切って)買い求めます。

寒いハノイには育たないので、この時期はホーチミンから運ばれてきます。
テトの少し前に購入し、テトに満開になると吉兆とされていますが、今年は暖冬で販売中に開花してしまったようですね。
テトの期間は久しぶりに普段の喧騒から逃れることが出来ます。家々の軒先には国旗が揚げられ、金柑や桃の木が門松のように飾られます。

親族一同でヨソユキを着て初詣をする元旦の様子。

元旦に寺に出向くと、そこだけは人々があふれかえり、手に手にお線香とお供え、そして赤い紙幣(500ベトナムドン)の束=お賽銭を持ち、新年に向けての健康と安全を祈願しています。
新年が始まるテトの間は、皆で幸せを共有する為に、始終おだやかに笑顔を忘れず過ごすべし!というルールが有るのだとか。この時期には皆やさしそうな顔つきに見えるのですが、終わったとたんに愛想のない表情に戻るハノイ人との付き合いが再開し、日々市場のおばちゃんとの戦いに挑むばかりなり!!!
最後に、ハノイの冬の風物詩としてこれまた欠かせない食べ物をご紹介します。
ハノイでも冬は鍋!
だしの味と鍋の形は違えども、ふたを取ると美味しいスープがグツグツ、周りに置かれた食材を放り込んで待つ間はハノイウォッカで乾杯!食材豊かなベトナム鍋、冬には欠かせません。

冬の風物誌、所変われば様々ですね。ハノイ編はどのように目に映りましたか?
何処に暮らしていようとも、人間はそれなりに適応していけるものですけれど、厳しい気候を工夫するというよりも、自然に身を任せてそのまま取り入れ、なるようにしてしまうハノイ人の強さしたたかさにアッパレです。
彼らの強さは認めますが、寒すぎるから勉強できないという理由で、気温が7度を下ると休校になるハノイのローカルスクールの校舎をはじめ、いくら夏が暑すぎるからといって、壁が薄くて隙間風が入り底冷えがする=夏仕様しか念頭にない=防寒について全く考えていないと思える建物の構造について、もう少し工夫を施そうと思わないのは何故なのでしょうか?
寒いなら着込んで家に居ろ!皆で鍋を囲み、犬で栄養をつけ(ベトナムでは犬を食べます。これも食文化の違いですね。)アルコール度数の高い酒飲んで寝ろ!と何処からか聞こえてきそうなので、彼らに疑問を持つのはやめておきます。
年中どんよりと曇りがちなハノイの空模様は今年も相変わらず・・・だというのに、そんな空を見て青空だと思えるようになってしまったのは、ただの錯覚か、ハノイに慣れたのか、肝が据わったのか、諦めたのか、それとも私の目の衰えなのでしょうか???
寒くても雲ひとつない冬の青空夢にみて・・・今日も今日とて憤慨したとて泣こが笑おが、なるようにしかならんハノイより・・・。 |
| デンマークからの便りNo.9 『デンマークの冬/コントラストのある生活』 |

人々の生活 を感じる、窓から溢れる家の中の明かり
気候は人間のメンタリティーや暮らし方に影響を与えます。
11月ぐらいから3月ぐらいまで寒さが続く冬の長い北欧の暮らしは、まさにそれを実感することだらけです。
こちらで暮らしていて、大変だと感じるのは 「寒さ」よりもむしろ「暗さ」。太陽の光を浴びないということがこんなにも大きく気分に影響をあたえるかをなんども体験してきました。
でもこの長く暗い冬があるからこそ、優れたデンマークのデザインが生まれてきたのです。
デンマークの優れた照明デザイン 、室内の照明、屋外の照明どれを見ても、闇と光のコントラストを意識してデザインされている事がよくわかります。

控えめな屋外の照明

ルイジアナ美術館のカフェ
冬至が過ぎて約1ヶ月半。だんだんと日照時間が長くなると人々にも笑顔が戻ってくるようです。
少しでも太陽がさんさんと輝いている日は、外が寒くても散歩にでかけたくなります。少しでも太陽の光を浴びるのはこの上ない贅沢。
北欧にきて実感したのが、友達や家族と散歩に出かける事が多い事。
それが出来るのも、住環境から歩いていける距離には必ず緑地や公園、海岸など、環境があるからです。
帽子、厚手のコート、手袋、がっしりしたブーツをはいて、いざ外へ!

寒くても2時間ぐらい家の近くの森や公園を話しながら歩く。その後は家やカフェで暖かいココアとケーキをいただく。
寒さと暖かさというコントラストを積極的に楽しんでいるようです。
今年の冬は寒波がおしよせ、デンマークでは例年には見られないほどの雪となりました。今でも氷点下の気温が続きます。
雪が積もると外は明るくなり、子供達が外で遊ぶのにももってこいとなります。


運河ぞいのスケートリンク

雪が沢山積もった週末には大人達もここぞとばかり、雪を楽しんでいました。
今では、デンマークのアパートの窓はそのほとんどが2重窓もしくは3重窓が一般的。 建物の断熱もしっかりしているので、部屋の中はいたって温かです。各部屋にはセントラルヒーティングが完備されているので、空気も汚れず快適な空間です。
こうした、快適な室内環境を実現する建築設備が建物とともに社会に蓄積していることも見逃してはいけない事だと思います。
「夏と冬」「闇と光」「緑地と住宅地」「寒さと暖かさ」など、様々なコントラストをデンマークの冬に感じられます。
★『デンマークからの便り』バックナンバーを読む
特派員:林 英理子(デンマーク在住のランドスケープデザイナー)
No.8 『地域性とエコロジカル』
No.7『物を大切にする暮らし』
No.6 『社会に蓄積していくデザイン』
No.5『Jorn Utzon』
No.4『デンマークのクリスマス』
No.3『デンマークの住宅、建築事情』
No.2『デンマーク、自転車生活』
No.1『10回目の夏』 |
| 東京からの便りNo.3『世田谷ボロ市と冬の過ごし方』 |
こんにちは。オザです。寒さが厳しくなってきましたがいかがお過ごしですか?
東京の冬は空気がカラカラに乾燥して、雲ひとつない晴天の日が続きます。


風が強く吹いて、土やほこりが舞い上がり目を開けて歩けないような日もときどきありますが、全体的にみると穏やかな季節だと思います。
朝晩はさすがに冷えますが、近年では氷点下以下になる日は少なく、子供の頃に比べると暖冬であることを感じています。今年は九州地方などでもたくさんの雪が降ったようですが、都心は降らず、東京で雪を見る日はほとんどなくなってしまいました。
先日、東京の冬の風物詩とも言える「世田谷のボロ市」にはじめて出かけみました。今回はその様子をお伝えします。
毎年12月15日と16日、1月15日と16日の4日間行われる世田谷のボロ市。
歴史は古く、戦国時代に小田原城主、北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで、今年で432年も続いている伝統行事。東京都の無形民俗文化財に指定されているそうです。

ボロ市というインパクトのあるネーミングは、農民相手に作業着を繕ったり、わらじの補強用に使われるボロが売られていたことから呼ばれるようになったとのこと。
現在では、ボロ市の名残を感じさせる古着店のほか、台所用品などの日用雑貨、骨董品、食料品を売る露店がずらりと並び、お祭りと骨董市を合わせたような雰囲気。毎年、多くの買い物客でにぎわいます。


実は気に入った骨董品が見つかるかも?と期待していたのですが、お店の多さと人の多さに圧倒されてしまい、うまく見つけることはできませんでした。何度か足を運ぶうちにお目当てのお店が見つかるのかもしれません。でも、ボロ市の雰囲気は十分に楽しめたので今回はこれで満足です。
ボロ市と言えば「代官餅」も有名です。

もち米を蒸かし、その場でついた温かくてボリュームのある餅を求めて、長い行列ができます。私も30分ぐらい並びました。日によっては1時間半ぐらい待つこともあるそう。ボロ市開催日のみ販売で、味はあんこときなことからみ餅の3種類。寒空の下で食べるつきたてのやわらかい餅は冬ならではの味わいだと思いました。
世田谷は高級住宅地があり、おしゃれで洗練された街のイメージがありましたが、このような昔から親しまれている庶民的な行事もあるんですね。露店がにぎやかに並ぶ光景は、大人になってもわくわくするもので、これからもぜひ続いて欲しい行事だと思います。
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同じ地域に住んでいても戸建てと集合住宅、木造とコンクリート造、また日当たりによって寒さの感じ方は違うと思います。
築7年目のマンションに住んでいるわが家の場合、南向きにリビングがあるので日当たりがとてもよく、日中はほとんど暖房を入れずに過ごしています。

個人的にエアコンの風が苦手なので、夜になってもエアコンをつける日はあまりなく、床暖房のみを使用しています。床暖房は空気も汚れずに、足元がポカポカとして、部屋全体がほどよく温まりとても快適です。ガス温水式床暖房を使用しているので、この時期のガス代が高くなることが気になりますが、一度使うとやめられない心地よさです。
寝室は北側の部屋にあるので寒いのですが、寝る前に布団乾燥機で布団を温めておくと、布団に入ったときのひんやり感がないので、気持ちよく眠れます。そのため暖房は使っていません。

あとはなるべく足元を冷やさないように、私は普段から厚めの靴下とスリッパを履いて過ごしています。今年はレッグウォーマーと薄手の腹巻も着用するようになりました。

もうひとつ室内で気になるのが空気の乾燥。わが家でも湿度を高めるために、観葉植物を置いたり、洗濯物を室内に干したり、寝る前に加湿器を使ったりしていますが、それでもまだ十分ではないような気がします。空気が乾燥した状態が続くと、インフルエンザなどのウィルス性の風邪が流行したり、肌がカサカサになったりと健康面でのトラブルもでてきます。手洗いやうがいといった基本的なことを怠らずに、室内の温度を上げすぎず、乾燥対策を行って、健康的に冬を過ごせるように心がけたいと思います。
皆様も気をつけてくださいね。
★『東京からの便り』のバックナンバーを読む
特派員:オザ(東京の郊外に夫と幼稚園児の娘と三人で住んでいる主婦。Lee100人隊のお買いものコラムもやってます。)
No.1『ゴミの有料化は効果的か?』No.2『秋から冬へ』 |
こんにちわ、asanoです。シンガポールに赴任中の会社員です。
シンガポールのエコ事情ということで、できる限り調べてみたのですが、あまり皆の関心が高くないようで、ほとんど見かけません。情報が少なくて申し訳ないのですが、臨時便ということでお便りします。
基本的にシンガポールに住むほとんどの人は、『HDB』と呼ばれる政府が造った公団に住んでいます。
ここには、各階の共有スペースにダストシュートがあり、基本的にすべてのごみをまとめて捨てています。
(回収した後に分別し直しているかは、調べきれませんでした。)

基本的に、オーチャードロードや観光地の一部は、写真のように分別するゴミ箱が設置されていることが多いのですが、シンガポール全体でみると、ごくまれです。
街をきれいにすることには熱心で、夜中でも落ち葉やゴミを掃いている人をよく見かけるし、よく回転する箒がついた清掃車が走っているのも見かけます。
ただ、これはエコのため!というよりも、きれいな都市のイメージを見せつけたい、といった印象を受けます。
建物内や電車、バスの中は真冬並みに寒く、上にはおるものを忘れたら大変なことになります。うちのオフィスなんか、エアコンの温度設定がなぜか10度まであって、凍えながら仕事をしています...。
(地元の人は寒いのが好きなようで、ジャケットを着て10度に設定しています。)
日本人メンバーは耐えられないので、最初は20〜25度くらいにするのですが、すぐに10度に戻されてしまい、イタチごっこになってます(笑)。
しかたがないので、指の先があいた手袋を買ってきて、それをしながら仕事をしています。
そんなシンガポールですが、めずらしく「GO GREEN」の表記を見かけたので、写真を撮ってみました。

「Better by bus」
自家用車ではなく、公共のバス・電車を使いましょうね、というキャンペーンのようです。

ちなみに「SMRT」というのは、シンガポール政府の国営企業(たぶん)で、電車・バス・タクシーなど様々なPablic Transportを用意しています。料金も、とっても安くて、非常に助かっています。
それはさておき、エコ関連ということで、日本人学校をしている友人から、ゴミ処理場を見学してきた際のパンフレットをもらったので紹介します。
ここで処理されたゴミは、シンガポールの南にある島にもっていかれて、そこにすべて捨てられるそうです。

シンガポールの海は、あまりキレイじゃありません。
世界最大級の貿易港を持つこの国の海は、見渡すかぎりタンカーだらけです。
そのせいかもしれないけど、この国が本当にエコに目覚めるのはいつの日かなぁ。
最後にもうひとつ。シンガポールは小さい国なので、飲料水を隣国のマレーシアから購入しているのですが、その値段を近いうちに数十倍にさせられてしまうそうです。そこで今、政府が「NEWATER PROJECT」という研究を進めています。なんと海水を飲み水に変えてしまおう!というものらしいです。これが実現(低コストで)できたら、さまざまな問題が解決できそうですね。
(KKJ補足)
ゴミ処理場のパンフレットの表面には、
「Semakau Landfill was commissioned in April 1999 and is Singapore's only landfill for waste disposal. Ash from incineration plants and non-incinerable waste such as construction and renovation debris are disposed of at Landfill. The first phase of the project took 4 years to complete and at cost of $610 million.(
Semakau Landfillは1999年4月から開設された、シンガポールで唯一の廃棄物処理のための埋め立て場所です)」と書いてあります。
また、裏面を読むと、Semakau Landfillは、エコシステムを導入した埋め立て施設なので、元からあった干潟やマングローブ林や野鳥が保全され、その観察やスポーツフィッシングを楽しめる島であるとのこと。 |
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