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見学会報告レポート
平成11年度第3回 報告レポート
実験集合住宅NEXT21見学
00年2月10日(木)15:00~17:30


 NEXT21は実際に大阪ガスの社員が入居し、住居や住環境及び様々な設備機器に対する評価を1994年より5年間にわたり実施してきました。この第1フェーズの結果を活かした新しい試みが、第2フェーズ居住実験開始の前に、1月中旬から2月末までの期間限定で一般公開されました。
 第3回見学会では「大阪ドームシティガスビル・地域冷暖房システム」の見学と合わせて、大阪ガス(株)のご協力のもと、NEXT21の新しい試みである「SI型集合住宅という建築的特徴を活かした集合住宅における住戸改修実験」「高齢社会に対する住宅」「今後の都市住宅におけるエネルギーシステムの提案」等の見学及び5年間にわたる居住実験の報告会が行なわれました。

12:50
13:00
13:30~14:15
14:15~15:00
15:00~16:30
16:30~17:30
17:30~
大阪ドームシティガスビル集合
ドームシティエネルギーセンターの概要説明
施設見学
移動
NEXT21見学
居住実験報告会
解散
公開住居(1部)の自由見学
NEXT21概要    
所在地:
主要用途:
規模:
大阪市天王寺区清水谷町
集合住宅(18戸)
地上6階、地下1階

2000年4月より
第2フェーズ居住実験開始(予定)

環境と共生するライフスタイルの促進
[エネルギー情報提供システム]
エネルギー使用量情報掲示板を各住戸に設置。掲示板は各機器からの情報を受け、住戸内のエネルギー使用量を表示する。当月の住戸内エネルギー消費量の以前との比較や、当月累積量などを知らせることにより、入居者の省エネ行動を促す。

[自然と共生する生活]
NEXT21では、約1,000m2の植栽を地上から屋上まで縦方向に積み重ね、大きな規模の自然環境を作り出している。第2フェーズも成熟した自然環境を継続して観察し、都市空間の中での緑のあり方を模索していく。

立体街路における植栽は住まい手に心の安らぎを与える

可変性の確保と、住宅の長寿命化

[フレキシビリティの高いインフィルシステム(405住戸)]
鋼製下地材(スチールフレーム)と乾式二重床(可変フロアー)からなる下地フレームによりスケルトンとインフィルを空間分離し、インフィルの空間構成を行なう。
・鋼製下地の位置に拘束されない自由設計

・工業化による効率化とコスト削減

・フロアーパネル、床仕上げ材の脱着を簡易化、徹底した部材の再利用と間仕切りの移動、増設、交換に対応

・部材を完全に素材ごと分離、リサイクル処理が可能


高効率なエネルギーシステム
[家庭用エネルギーシステム(404・405住戸)]
家庭用のエネルギーシステムとしてコージェネレーションが注目されている。NEXT21では、固体高分子型燃料電池によるコージェネレーションシステムを1部住戸(404・405住戸)に設置し、将来の家庭用エネルギーシステムの提案するための実験をおこなっている。
[住棟エネルギーシステム]
第1フェーズの住棟システム
 ○燃料電池(100kW)による住宅用コージェネレーションシステム
  ・商用電力に頼らない独立型電源システム
  ・省エネ性と環境性を両立
第2フェーズの住棟システム
 ○9.8kWガスエンジンマイクロコージェネ(2台)による住宅用コージェネレーションシステム
  ・熱負荷追随運転によりエネルギーロスを極力削減
  ・マルチ切換機により系統ごとに商用電力やコージェネ電力を切換
 ○第2フェーズシステムの特長
  ・複数台設置により様々な規模のシステムが容易に構築可能
  ・運転時は部分負荷効率向上が期待できる
  ・熱負荷追随運転による総合効率向上
  ・氷蓄熱吸着式冷凍機により夏期の排熱利用率向上
  ・系統切換のため、系統連系手続の省略
  ・電気主任技術者不要


都市コミュニティの形成
[立体街路との結合性に配慮した住戸計画]
4階の1住戸を2住戸に分割するリフォームにおいて、2つの住戸の間の立体街路に、ベンチと植栽のある井戸端空間を計画。都市の集合住宅の中に路地空間を通じたコミュニティの創出を目指す。

リフォーム前

リフォーム後


少子・高齢社会に対応した住宅計画の提案
[シナリオプランニングによる個人をベースとした住戸計画]
4階の1住戸において1つの住宅を2つに分ける住戸分割リフォームを実施。分割前の住戸コンセプトである「3世代ファミリーの家」を2つに分け、それぞれに若い世帯が住むという想定で404住戸「ウッディハウス」、405住戸「次世代〈家族〉の家」の2住戸を計画。2つの住戸の間には新たに立体街路となるスペースを設け、外壁を新設している。北側の404住戸は既築の住戸をできる限り残すリフォームとし、南側の405住戸では外壁の移動は最小限にとどめ、インフィルを一掃して新たな住戸を計画している。
404住戸
「3世代ファミリーの家」 →拡大

404住戸
「ウッディハウス」→拡大

[高齢化対応住宅の提案・305住戸「アクティブシルバーの家」]
405住戸
「次世代〈家族〉の家」
→拡大
高年齢化と共に低下していく身体機能をおぎない、いつまでも安心して住み続けられるような住宅プランや設備を提案している。

・住宅警備から健康管理相談に至るホームセキュリティの充実
・各所に手すりを設置
・寝室とトイレを隣接させ自立生活の持続をサポート
・床の段差を解消
・床暖房システムと24時間換気空調システムの利用により各室の温度差を解消
・脱衣所や玄関にベンチを設け車椅子の乗り降りをサポート
・チェアインキッチンは車椅子でも対応可能
・800mm以上の幅員を確保
・住戸内の開口部は全て引戸
・直線的に配置した寝室・サニタリーには天井走行リフトの設置も可能で、介護者の負担も軽減
・和室には寝室直通の扉を設置し、介護者用別室としても利用可能
・窓で住戸内外の視線をつなげ、コミュニケーションを発展、孤独感を解消


[405住戸「次世代〈家族〉の家」]

当初この住戸には3つのプランが想定されていたが、実際の入居者のライフスタイルに合わせたプランで設計されている。共働き夫婦が、一人で仕事のできる個室をそれぞれ持ち、寝室とリビングダイニングを共有するプランで、個室は在住オフィスとなることも想定し、外から出入りできる動線も確保している。独立性の高い個室は、将来住まい手が変わった時には単身者の共同生活にも対応できるよう計画されている。
塩ビ製品を全廃し、身体と環境にやさしい素材を使用している

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