ENGLISH サイトポリシー サイトマップ お問い合せ  

トップ>見る・触れる>見学会報告レポート・船橋美し学園 芽吹の杜
見学会報告レポート

平成16年度第3回 報告レポート
船橋美し学園 芽吹の杜
04年11月12日

今回見学したのは、平成16年10月30日に街開きをした「船橋美し学園 芽吹の杜」。

船橋市と八千代市の境界付近における「船橋都市計画事業坪井特定土地区画整理事業」(事業主体(独)都市再生機構、区域面積65.4ha、計画人口 7,200人、計画戸数約2,300戸)区域内の住宅地であり、(財)住宅生産振興財団のコーディネートによる「住宅総合展示事業」として実現したプロジェクトである。
(参加者58名)

   
「芽吹の杜」事業の概要説明  
南北に流れる坪井川を中心に、田畑や斜面林が広がっていたこの地区は、平成5年に船橋市が「環境共生モデル都市」の指定を受けたことを機に、「エコシティふなばし」の象徴として、人と環境にやさしい環境共生型の住宅市街地の形成をめざし、整備が進められている。その中で「芽吹の杜」は住宅生産振興財団のコーディネートのもと、7棟の〈環境フルモデル住宅〉を含むハウスメーカー7社(計40棟)の「環境にやさしい、暮らしに心地よい、充実仕様の住まい」として実現したものである。
環境共生住宅推進協議会は、鶴川台「エコビレッジ」に続き財団事業に参加、住宅の環境共生仕様・性能や外構計画の基本方針等の提案・検討を行った。
今回の見学会では、まず現地の視察に先立ち、都市再生機構の千葉地域支社 千葉中部開発事務所に集まり、概要説明を受けた。
都市再生機構川島廣司氏より「船橋美し学園」の全体の土地利用計画、特に環境共生の住宅地の骨格となる「坪井せせらぎの道」、「坪井の森緑地」、「坪井近隣公園(ビオトープ公園・予定)」、また美しく緑豊かな住宅地をめざした地区計画等についての説明を受けた。ついで住宅生産振興財団大川陸氏および設計幹事を担当された相木氏より「芽吹の杜」の取り組みの概要について説明を受けた。
芽吹の杜の共通仕様
芽吹の杜全40棟の標準装備として、以下の取り組みがあげられる。
 ・オール電化(IHクッキングヒーター、エコキュート)
 ・自然の恵みを効率利用する「雨水処理施設」
 ・生ゴミを減らす「コンポスト」
 ・その活用先でもある「菜園スペース」
 ・35パーセント以上の緑化率
 ・建物南西面の高木植樹
 ・統一された街並みデザインを採用

その他、モデル7棟を含む南入りの12棟には「太陽光発電システム」を搭載(エネルギーの浪費を抑え、CO2排出量を減らしながら、暮らしから地球環境を考える住まいとして提案されている)
雨水処理施設
共通仕様として全戸に設置した雨水貯留・利用施設は2タイプあり、ひとつは手押しポンプ型、もうひとつは樋から直接貯留する素焼き瓶型である。説明員の話によると、手押しポンプを採用した住戸のほうが多かったらしい。
コンポストとハーブガーデン

共通仕様として採用された、地中埋蔵型のコンポストは、モデル住戸の前庭に設置されている。それぞれの住戸は敷地の35%以上を樹木や、草花、芝等で緑化されている他、家庭菜園スペースも設けられているので、コンポストで作った堆肥を家庭内で活用していくことが可能である。

積極的な緑化による潤いある住宅地を創造する

計画的なランドプランニングの元、統一感のある街並を創出している他、積極的な緑化により、暮らしやすく美しい住宅地の形成を図っている。例えば、住宅の南西に当る位置に、当初から樹高5mの落葉樹を植栽し、夏季の建物への日射遮蔽を図っていたり、北側宅地の主庭は斜面地のため、50cm~70cm程度の擁壁ができるので、境界部を両側の宅地で植栽し、小さな樹林を形成することで、景観を和らげるなどの工夫をしている。

モデル棟の外構の様子
郷土種を中心とした多様な樹種・草本種を混植させたオープン外構が特徴

2階個室から、
落葉樹越しに保全緑地を望む
カーポートは芝目地、アプローチ部分は真砂土舗装とした。

北側宅地の主庭の様子。
斜面地のため50~70cm程度の擁壁ができるが、
境界部を両側の宅地で植栽し小さな樹林を形成することで、
景観を和らげている

住宅生産振興財団グループに隣接して、
まちづくりNPOがプロデュースした街区もオープンした。
見学を終えて
「船橋日大前東口駅舎」および「芽吹の杜」を除くと未だ建設中でであり「環境共生型の住宅地」の全容は見えない状況ではあったが、保全林やせせらぎの道など、駅直近にして緑豊かな街がこれから形成されるであろうことが予感された。
また、「芽吹の杜」エリアにおいては、財団グループブロックに隣接し、地権者が中心となったNPO法人がプロデュースするブロック、その他事業者が供給するブロックで住宅建設が進められており、緑の作りこみ方や隣戸との境界のあり方など、それぞれに緑豊かで美しい街並みを形成しようとする取り組みが見て取れ、今後の街づくりの展開が期待される。

街開きと同時にオープンした
「船橋日大前東口駅舎」

 

地区を南北に縦断する
「坪井せせらぎの道」(工事中)

一つ前に戻る

ページトップへ


サイトマップ問い合わせサイトポリシーENGLISH
copyright 2017 一般社団法人 環境共生住宅推進協議会