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見学会報告レポート
平成17年第1回 報告レポート
志段味循環型モデル住宅
05年4月9日(土)
スケジュール
09:30      地下鉄名城線 大曽根駅 集合
10:00 -11:30 志段味循環型モデル住宅見学
13:30-15:00 愛知万博自由見学(自由解散)
志段味循環型モデル住宅は、名古屋市住宅供給公社が主体となり、環境配慮への提案については民間企業4社からの協力を得て完成した住宅で、名古屋市出身の芸術家荒川修作氏の構想も盛り込まれている。
敷地内にはAからDまでの4棟の建物が建っているが、それぞれ別のテーマをもっており、全体として、様々な環境への配慮とともに、地域や家族間の人と人とのふれあいやつながりを大切にすることに目をむけて取り組まれている。
 
外構に盛り込まれた環境への配慮事項

4つの住棟に囲まれた空間は「ふれあい広場」と名付けられ、雨水の地下浸透(舗装)や貯留による散水への利用、風力と太陽光を組み合わせて発電する街灯、リサイクル複合木材を使用した家具、共同利用の処理機による生ごみの堆肥化など、さまざまな取組みがなされている。
広場全体は曲線で構成され、ゆるやかな起伏もあり、各住棟をつなぐやわらかな空間となっている。

(上)ふれあい広場(A棟屋上より)
(左下)貯留した雨水を利用する手押しポンプ
(右下)リサイクル複合木材を使用した家具
各住棟のテーマと導入された技術
A棟に採用された主な要素

特徴:4棟の中で最も特徴的な形をしており、自然のデザインを住宅の中に取り入れる、という荒川氏の考え方がうかがえる。
・水と緑による日射と熱の制御セラミックタイルを利用して垂直な外壁と屋上を緑化。
  この部分への散水は雨水を利用している。
・屋上には塀一体型の垂直に設置された両面受光太陽光発電システムが搭載されている。
・クールチューブを埋設し、地中熱を夏の冷房に利用している。

 

B棟に採用された主な要素

特徴:家庭用燃料電池システムを搭載し発電している。
 ・調湿建材を使用した壁・天井石灰と珪石による調湿性能のある内装材を採用。

C棟に採用された主な要素
特徴:家庭用ガスコージェネレーションシステムを搭載し、発電と給湯を賄っている。
 ・電気、ガス、水道の使用状況などを表示するエネルギーナビゲーションシステムが採用されており、実際に使用しているエネルギー量が目で見えるようになっている。
 ・熱を無駄にせず室間の空気の流れを自動的につくる24時間エコ換気システムを採用している。
(左)家庭用燃料電池システム(B棟)
(右)クールチューブ(A棟)
D棟に採用された主な要素
特徴:空気を熱源に効率よくお湯を沸かす多機能型エコキュートを搭載している。
 ・ヒートポンプ空調機を改造し、輻射型冷暖房(床暖房+床冷房)を可能にしている。
モデル住宅の今後
志段味循環型モデル住宅は、この住宅を見学したいという一般ユーザーの要望に対応しているほか、愛知万博開催期間中は体験入居も可能である。
このモデル住宅に採用されている技術の中には、まだ市販されていない設備機器なども含まれており、こうしたものを生活者の視点から体験できるのは貴重なことだといえる。
今後、このモデル住宅は愛知万博終了後約半年間、冬のデータをとり、その後は賃貸住宅として貸し出されるということである。

 


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