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見学会
神戸ドイツ学院 及び ガーデンシティ舞多聞
第2回見学会は、平成20年度第1回住宅・建築物省CO2推進モデル事業で採択された「神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール」と、UR 都市機構と神戸芸術工科大学(斎木研究室)が連携しエコロジカルデザイン等をコンセプトとして開発された住宅地「ガーデンシティ舞多聞(みついけ地区)」を見学した。

■神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール 
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この学院は、神戸市六甲アイランドのほぼ中央に位置し、神戸市に住むドイツ人や英語圏の人々のための保育園、幼稚園、小学校から成る施設で、ドイツ学院100 周年を記念して建設された新校舎である。


 エコシティ神戸にあって、瀬戸内の豊かな太陽の恵みを最大限活かした先進的かつ象徴的な環境共生建築としてのソーラー学舎が実現された。

 見学会の冒頭で、塩路ウルズラ学院長より「自然の光と風があふれる校舎で、ドイツの学校とよく似ていて気持ちがいい。子供たちも帰りたがらない」というごあいさつをいただき、この施設の心地よさ、快適さを高く評価されていることがうかがえた。

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今はサマースクールの真っ最中。
大勢の子どもたちが賑やかにすごしているところにお邪魔した。

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1階の廊下には、環境モニターがあり、屋根に乗せている太陽光発電パネルの発電量の他、環境啓蒙的な映像が流れている。

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1階の校庭に面したアルコーブ。
この学校には、人が集まれる場所がたくさん用意されている。


 続いて、建物の設計を担当された岩村アトリエ 東條一己氏より、計画内容として太陽の恵みをいかにして健康増進やCO2 排出量削減に活かすか、についての説明を受けた。この施設では、屋根の太陽光パネルで必要電力の約7 割が賄われていることや、クール(ウォーム)チューブによる地中熱利用、高窓による熱気の排熱など、夏でも快適な室温調整を図っているということである。

 見学会当日も暑い日であったが、高い風楼の効果もあり、海からの風が通り抜け、陽射しは深い庇で遮られることで、エアコンがなくても充分な心地よさを感じることができた。
 また各教室は、天窓から自然光があふれ、木材がふんだんに使われた仕上げとともに柔らかで落ち着いた雰囲気の空間を作り出していたことも印象的だった。

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階段を上がって2階へ。

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2階に上がると高い吹き抜けの廊下を挟んで、小学校の教室が並んでいる。

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小学生の為の教室。
木を多用しているので、落ち着いた雰囲気。

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これは1階の幼稚園の教室。
子どもの成長度に合わせて、建具などの高さも違っている。

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学校にプールはないが、すぐ目の前に親水空間があり、子どもたちはそこで水遊びを楽しんでいた。




■ガーデンシティ舞多聞(みついけ地区)

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 神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクールから移動し、まず神戸芸術工科大学 斎木研究室で、これまでの斎木教授の活動(集落計画や神戸のニュータウンづくり等)に関するお話しをうかがった後、みついけプロジェクトについての概要についての説明を受けた。

 みついけ地区は、元々はゴルフ場で、その起伏のある地形を活かした計画を立て、その計画を元に呼びかけに応じて周辺から集まった住民450 世帯でプロジェクトがスタートした。その後、20 数回に及ぶ公開講座やフィールドワークを経て、さらに抽選によって残った住民たちとともに、具体的なまちづくりが進められたということである。

 一つひとつの敷地は平均で220 坪と非常に広く、全面道路に面する部分は、2mが光ファイバー等を地中に埋め込むためにセットバックされ、さらに1m が緑道としてセットバックされるなど、しっかりとした協定に基づいたまちづくりが行われている。実際に街を見ると、無電柱とあわせ、広々とした広がりを感じさせられる。


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無電柱のまちなので、空が広い。

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斎木先生の研究室で、住宅の設計まで関わったSさんのお宅を拝見することができた。

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ご夫婦二人、自給自足の生活を楽しんでいるそう。
窓からの眺めは素晴らしい。

 みついけ地区は7 つのコミュニティ単位に分けられているが、まちづくりを行う際、一つひとつの住宅の設計を進めると同時に、これらの住宅がまとまったときにどんな街並みになるかも併せて議論され、その結果として、緑道、街の木、入り口、駐車場(各住戸)の位置、家の木(将来の森)、といったデザインコードがつくられたそうである。また、協定を守るための自主的な組織も作られたとのこと。

 みついけプロジェクトを終えた斎木氏は「かなりの労力がかかった」とおっしゃっていたが、その努力が実を結んだ、周辺にはない魅力的な新しい住宅地が形成されていることを実感することができた。

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高台からは海が見える。
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