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見学会
真鶴町のまちづくり
真鶴町
まちづくりのルールは「美」

実施日 :8月10日(金)
参加者数:24名


勝瀬新広報部会長より、開会の挨拶。(正面右側)






真鶴町まちづくり課の卜部直也様から、
○真鶴町の概要
○これまでのまちづくりの経緯
○真鶴町まちづくり条例の特徴
○真鶴町のまちづくりの基となっている「美の基準」
等についてじっくりとお話を伺うことから見学会はスタートした。

その後、卜部様のご案内で「美の基準」に基づいてつくられた事例見学。
集合場所でもあったコミュニティ真鶴をはじめ、背戸道、石垣、個人住宅、高台から望む真鶴町と港の風景などを約1時間程見て回った。


コミュニティ真鶴の中庭に出て、真鶴町まちづくり課卜部氏より建物のコンセプト等を聞く。



コミュニティ真鶴のデザインコンセプトは「真鶴らしさの具現化」。
特に目立つ伝統意匠がなかったこの町のらしさを表すために、建築家は1年間町に住み、設計を行ったという。


コミュニティ真鶴の前には、大きな桜の木が残された。
外壁に使われているのは、地場で採れた小松石の端材。


コミュニティ真鶴
漁師の使う網を藤棚に使っている。
この「網」も、漁師町である真鶴を象徴するデザインモチーフである。
実際にまちを歩く中で、いくつかの家で網を別の用途に使っている事例を見かけた。


コミュニティ真鶴
屋根飾りには遊び心が満載。これは「魚」をデザインモチーフにしたもの。


コミュニティ真鶴
地域の老人会、婦人会などちょっとした集まりに活用されている。


コミュニティ真鶴
起伏に富んだ地形に合わせて、いくつかの棟が中庭を囲み、路地に囲まれて建っている。


コミュニティ真鶴の横の路地。
路地のデザインも、美の基準の中の重要な要素である。



小学校裏の擁壁。
水も通さぬ積み方ではなく、わざと植物が生えるように隙間をあけて組んでいる。


小学校は、真鶴町の中でかなりの高台。その前の道から、眼下に漁港を望む。


坂をさらに上がり、狭い路地から漁港を望む。


漁港の向こうに、緑の半島の先端が見える。
緑のかたまりは「御林」。江戸時代に葦原だった岬に小田原藩が3年かけて15万本の松を植林した場所で、現在も魚付き林として真鶴の産業を支えている。
真鶴の子どもたちは「緑のイルカ」と呼んでいるらしい。なるほど。


背割りの路地が家々を繋ぎ、散歩の楽しい町を作り出している。
「背戸道」を含めて、今後、災害や安全面での課題を克服し、美しさと安全・安心なまちづくりが実現化されることを望む。




真鶴港から、夕暮れの町を望む。


もしこの町に高いビルが建っていたら、向こう側に見えている山の眺望も閉ざされていただろう。
同様に、どの家からも海が望めるようなこともなかったに違いない。

小さな町の取り組みが広く日本中に知られるようになったのは、どこのまちでも多かれ少なかれ、同じような問題を抱えているからに他ならない。

風景を守るとは何なのか。

守った先に何があるのか。

今回の見学会は、環境と共生するまちづくりを既存のまちで行う際の大きなヒントとなった。


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