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見学会
くりもとミレニアムシティ




実施日時:平成20年3月7日(金)
見学会参加者:16名

平成19年度第3回の見学地は、くりもとミレニアムシティ。

ミレニアムシティとは、「自分たちが望む街や環境を、自分たちの手でつくる都市」のことで、ここは都市と農地と森林を融合させるという、ミレニアムシティの主要なコンセプトを具体化し、ネットワーク都市の先駆けとしてつくられた。


東京駅八重洲口からバスに乗り、現地へ。現地到着後、くりもとミレニアムシティに隣接している、くりもと地球村にあるオーガニックピース館(いわゆる農場サロン/都市と農村を結ぶ交流の場)に集合。

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完全無農薬、無化学肥料で栽培された野菜を中心とした昼食をいただく。
大きなテーブルを囲んで大勢で食事をするのはずいぶん久しぶりで、なんだか合宿のような雰囲気で見学会がスタートした。

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□くりもとミレニアムシティのコンセプト

濃厚な野菜本来の味を堪能した後、まず井口理事長から、くりもとミレニアムシティのコンセプト、概要をご説明いただいた。

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「くりもとミレニアムシティは、都会を離れて農業を楽しみながら田舎暮らしをしたい、という人たちが本格的に田舎に移住する一歩手前の体験をするためにつくられた施設です。(われわれが昼食をいただいた)農場サロンとも一体となって最先端のエコロジービレッジとなることをめざす市民団体として、現在250名くらいの会員がいます。」

 井口理事長の「みんなが主旨をきちんと理解し、同じ方向を向いているためか、組織運営上の大きな課題はないです。」という言葉が印象深い。

□建築・設備的な環境共生の工夫

建築や設備のエコロジー提案としては、
①機械設備に頼らない
②リユース・リサイクル材の活用
③ペットボトルのソーラー温水
④浄化槽の処理水をビオトープで再処理 など。

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施設は、落葉高木―温室-COYA(小屋)の3層構造となっている。落葉高木は日照の調整装置となり、夏は木陰、冬は陽だまりを作る。ガラスの温室は雨風を防ぐ役割を持ち、COYAはプライバシーと少ないエネルギーで温かさを保つ。こうした工夫により省エネルギー建築を実現している。


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また施設を囲むように、ケヤキやヤナギを中心とした15~17mもの落葉高木が30本以上植えられている。これらは茨城県で区画整理によって伐採されることになっていたところを譲り受け、森ごと移植したものである。


□ライフスタイル提案

利用者の専有部分はCOYAのベッドルーム(2階部分)のみ。1階部分も基本的にはそのCOYAの持ち主のものだが、セミパブリックスペースとして位置づけられている。

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COYAは全部で32棟、施設料32万5千円で購入できる。月々の利用料は6000円。基本的な仕様や形は決まっているが、中にはログハウス風のものもあり、また長屋風に近接して建てられたCOYAもある。キッチンや風呂、トイレは共有。

居住空間を極力簡素にした理由は、COYAの中で暮らしを完結させるのではなく、外に出て、温室や農場などでみんなと一緒に生活することの大切さ、心地良さを感じて欲しいという考えによる。ちなみに一番心地良い空間と時間は、木陰の下で夕涼みしながらビールを飲む時だという。

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屋外に作られた足湯。太陽熱で暖めた水を沸かして使っている。
「こういうもの、場所があるといいね。」という参加者同士の他愛ないおしゃべりから、時間をかけてゆっくりと理想の場所がしつらえられていく。

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人は都市の利便性を求めつつも、農村の魅力からも逃れられない。

食の自立性、安全性に強い関心が向けられている今、住むことや食すことを含めた「自らの暮らし方」について、新しい在り方や関係性を模索する時期が来ているように感じた。

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■関連リンク

くりもとミレニアムシティ HP
http://www.npo-mc.com/

くりもと地球村 HP
http://www1.ttcn.ne.jp/~kurin/


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