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環境共生住宅推奨部品データベース

水栓

キッチン用水栓、洗面用水栓は、キッチンや洗面室で利用する水栓金具です。
節水・節湯型の水栓は水の節約や給湯エネルギーを削減でき省エネルギー・省CO2に貢献することができます。

目次

水栓の掲載製品リスト

1.水栓の使い方・暮らし方の工夫

居住者が、日常生活で取り組む上手な使い方、手入れ、使用上の注意点は下記の通りです。
(具体的な手入れや使用上の注意点は、機器メーカーの説明書やホームページ等を参照してください)


■ こまめに止水する

水栓には、節水・節湯を促すための工夫(簡単に水を止めることのできるスイッチや、流量を減らす泡沫タイプ等)が組み込まれています。 通常の水栓と同じように使用した場合でも、節水・節湯型の水栓では水の使用量を減らすことができますが、使用しない時にはこまめに止水することで、さらに水や給湯エネルギーを節約して使うことができます。


■ シングルレバー水栓の使い方の工夫

シングルレバー水栓は、レバーの位置によってお湯や水が出て便利ですが、レバーを中間の位置で使うと湯も混合され給湯機器は動きます。 また洗面所の手洗いで、短時間の使用の場合は、給湯機器からお湯が届く前に使用が終わることが多く、この場合残ったお湯は配管内で冷やされ無駄になります。お水だけを使用する場合は、レバーを完全に水の位置まで動かして使用してください。 最近では、よく使われるレバー中央まで水が出るタイプが出てきています。

2.水栓を選ぶ視点

環境に配慮した水栓を選ぶ視点は下記の通りです。

■ CO2排出削減量・ランニングコスト削減量

水栓のCO2排出削減量とランニングコスト削減量が多い製品を選びます。 この削減量の算定は、戸建住宅における省エネ・防犯情報提供事業研究報告書(平成17年) によります。2ハンドル水栓と比較して削減量を算定しています。 2ハンドル混合栓に比べ、サーモスタット混合栓のほうが温度設定を一定にでき、温度調節のための捨て水が少なくなる傾向があります。また自動水栓はセンサーにより手を感知し給水・止水を行うため、水の出し放しによる無駄が削減できます。


■ 節水・節湯性能

水栓設備を選択する際には、節水・節湯性能の高いものを選んでください。節水・節湯性能は、「建築物エネルギー消費性能基準」における「節湯水栓」を目安としてください。メーカーのカタログ等にも記載されていることがあります。 詳しくは、(社)日本バルブ工業会 を参照ください。
(下図出典:(社)日本バルブ工業会)

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