エクセルギーとは「資源性」。今、その有用性がさまざまな場所で注目されています。
今回はエクセルギーハウスの設計者である黒岩哲彦さんと一緒にそのお施主さんである川上ご夫妻のお宅にお邪魔し、身近なエクセルギー技術を住まいや暮らしにどう活かしていくのか、住まい手自身の力で日々進化していくエクセルギーハウスの、くらしかた・すまいかたを伺いました。
くらしかた・すまいかた
環境共生住宅の住人たちの、それぞれの暮らし方、住まい方
Vol.17 川上邸
vol.16 つくばの家、28年目の暮らし
茨城県つくば市。駅からまっすぐ続く緑道脇の住宅地に建つコンクリートの建物。
1984年に建てられた「つくばの家」は、環境共生住宅を志す人の誰もが、 一度は目にし、参考にしたであろう代表的な住宅です。
今回は、この住宅の設計者でもあり、住まい手でもある小玉祐一郎さんから、 「歳を経るほどよくなること」を目指した「つくばの家」をとりまく パッシブデザインと環境共生住宅の今昔について、お話を伺いました。
Vol.15 広く住まう 心地よく暮らす
神奈川県横浜市。港北ニュータウンのとあるマンションの最上階に、そのお宅はあります。
暑い夏も、寒い冬も、ずっと我慢しながら暮らしていたご家族が、「もっと快適に暮らしたい」と思い立ってから、理想の暮らしを手に入れるまで。
そのもろもろについて、お話いただきました。
中古の、自分で住み続けてきた家だからこそ、できること。
これからの環境共生住宅に必ず求められる、暮らしかたのヒントが満載です。
vol.14 宝塚市 雲雀丘山手地区
兵庫県宝塚市。雲雀丘山手地区は、長尾山系の山並みを背景とした緑豊かな住宅地として、1917(大正 6)年頃から開発されました。
今なお緑豊かな住宅地であり続けるこのまちの歴史には、住む人たちの「このまちの環境を守りたい」という強い思いに支えられてきました。
開発後の住宅地が、住む人達に愛され続けるためには何が重要なのか? そのヒントを探しに、お話を伺いました。
vol.13 柏の葉キャンパスタウン
千葉県柏市で進行中の「柏の葉国際キャンパスタウン構想」。
約 500ha もの広大なエリアの中で、公・民・学が協力しながら、新しいまちづくりが行われています。
住人のライフスタイルを「エコ」を意識したものに変えていくには、どうすればいいのか?
今回は柏の葉キャンパスにおけるソフト的な取組みを中心に、そのヒントを探していきます。
vol.12 照葉のまち~海の上の環境共生~
福岡市東区のアイランドシティ「照葉のまち」に人が住まい始めたのは今から 4 年前。
第1期の販売時には寂しかった住宅地の緑は成長し、移り住む人も増え、今では住人どうしの挨拶が行き交うに活気あるまちになりました。
行政、事業者、居住者、自治会。立場の違う人たちがそれぞれ環境と共生する照葉のまちづくりにどう関わってきたのか。
それぞれが大切にしてきたことや住む人の声を通して、まちとしての環境共生住宅の在り方を探ります。
vol.11 羽根木エコハウス
中身は同じようなものだと思います。呼び名がどうであれ、地球の生態系の一部になれるようなことを、家を建てる中でも意識して行うことが大事なんではないでしょうか。ちなみに、建てた当時、私は『環境共生住宅』という言葉を知りませんでした。(設計は1999年)
続きを読むVol10.内田邸
岩手県北西部に位置する滝沢村では、冬は寒さが厳しが降雪はそれほど多くなく、晴れた日が多いと言います。
そんな気候の特性を読み、住まいづくりに反映させたら…。
今回は、設計者兼居住者という2つの立場を持つお二人ならではの「くらしかた・すまいかた」を伺いました。
続きを読むVol9.中筋出作の家
環境共生住宅には認定制度があり、当会の会員の多くもこの認定を取得した住宅を提供しています。
今回はこの「環境共生認定住宅」に住み始めることになったご夫妻にお話をお伺いしました。
環境共生住宅とユーザーの間をつなげるものは何なのか、インタビューによって明らかにしていきます。
続きを読むVol8.再生エコハウス
大阪から急行で30分。京都からも遠くない奈良市の西よりに、その家はあります。築27年の鉄筋コンクリート・2階建ての家をエコハウスとして改築し暮らし始めた濱さんは、その家づくりについての自著もあるほど。
今回は「エコハウスや省エネ住宅は、建築と設備だけで目的が達成されるわけではない。住まい手の意識と行動が必須条件。」と言う濱さんご夫妻に、再生エコハウスの暮らしかた・住まいかたを伺いました。
vol.7 錦が丘の家
神奈川県横浜市に「錦が丘」という町があります。今から70数年前、現天皇の誕生を祝い、紅葉と桜が植樹されたことからその雅な町名がつけられました。
Hさんご夫妻は、この錦が丘に8年前から暮らし始めました。庭木にかけた巣箱には四十雀(シジュウカラ)がやってきて毎年子育てをしていきます。坪庭の池には、建て替え前からいたという主のヒキガエルが住んでいます。
周辺の環境と調和しながら、日々の暮らしを楽しむご夫妻の「くらしかた・すまいかた」を伺いました。
Vol6.八王子の家
東京都八王子市。江戸時代に千人同心と呼ばれる郷士集団が暮らしたこの地には、時代を経た民家が多く現存しています。
今回のインタビューは、伝統と最新の両方の技術に精通し、両者の特性を活かしながら古民家の改築を行ったWさんに、古今融和のくらしかた・すまいかたを伺いました。
地熱の利用、古民家の再生、借景、ビオトープ等々、環境共生的な古民家再生のエピソードが満載です。
Vol.5 宮崎台桜坂
神奈川県川崎市。戦争で焼け野原になった土地へ地主さんが植樹したことから、それから50年には緑豊かな場所へと変わった宮崎台桜坂。
鬱蒼としげる緑地の中に家が建てられ、現在は渋谷から電車で20分ほどしか離れていない都市の中に残された緑地には9組の家族が住んでいます。
今回は宮崎台桜坂に住む、Nさんご夫妻の「くらしかた・すまいかた」を伺いました。