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石川県営大桑団地 『21世紀の石川県における公営住宅のモデル』

大桑団地は金沢市の犀川の河岸段丘に立地する県営住宅建替団地。団地は犀川の河岸段丘内の低地に立地しており、西側の段丘の緑地、東側の戸建住宅地を隔てた河川緑地、北側の既設の都市計画公園(児童公園)の緑地をネットワーク化させている。環境共生配慮事項として、雨水の地下貯留とその菜園等での利用、地域固有種による植栽等が取り組まれている。
●事業者:石川県 / 所在地:石川県金沢市大桑町
●竣工:2001年
●設計:㈱市浦都市開発建築コンサルタンツ
●構造・規模:RC造 3、4階建 253戸
●敷地面積:約20,000㎡ / 延床面積:約17,100㎡

アーバニア志賀公園 『「街に暮らしに花と緑の潤いを」をテーマとした住民参加の「花物語」計画の推進』

アーバニア志賀公園は、住工混在した大規模工場跡地の土地利用転換が進行する地域の中で、緑の都市軸を補完、都市公園と連続した緑、沿道型の住棟配置、防災拠点である都市公園と中学校との連結による防災ネットワーク化を担っている。また、環境共生配慮事項として、雨水利用、屋上緑化、太陽電池の採用、ピュトンファーム(温室、畑、クラブハウス)の設置などが取り組まれている。
●事業者:都市公団(当時)中部支社 / 所在地:名古屋市北区
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)中部支社
●構造・規模:RC造 4-11階建 711戸
●敷地面積:約38,000㎡ / 延床面積:約60,800㎡

センチュリースクエア香久山 『開放的で自然との触れ合いの多い場の提供』

センチュリースクエア香久山は、環境を保全する仕組みを採用し、自然と触れ合う場を設け、開放的で触れ合いの多い施設となっている。環境共生配慮事項として、屋上緑化(一部)、雨水貯留とその再利用、ビオ卜ープの設置、太陽光発電等が採用されている。
●事業者:住友不動産㈱ / 所在地:日進市香久山
●竣工:2000年
●設計:㈱日建ハウジングシステム
●構造・規模:RC造 136戸
●敷地面積:9,798.87㎡ / 延床面積:16,473.34㎡

大阪府営河内長野木戸住宅 『自然の恩恵を積極的に招き入れた集合住宅』

大阪府営河内長野木戸住宅は、「街づくり設計競技」の最優秀作品として優れた環境共生のアイデアをもつ作品が実施設計された集合住宅。平成6年度環境共生住宅市街地モデル事業実施地区でもある。環境共生配慮事項として、透水性舗装、太陽光発電雨水循環システム、雨水利用システム、風力発電等が採用されている。
●事業者:大阪府 / 所在地:大阪府河内長野市木戸東町
●竣工:1997年
●設計:イーアンドエー設計㈱
●構造・規模:RC造 470戸

HAT神戸灘の浜 『阪神大震災後の公的復興住宅における環境共生』

HAT神戸灘の浜は、神戸市の臨海部に位置し、阪神大震災後「東部新都心地区」における公的復興住宅建設地として開発された地区。約6.2haの敷地に商業・サービス施設や特別養護老人ホームなど福祉施設と併せて整備された「すまい・まちづくり」の新しいモデル。都心居住の特性を活かし、街のバリアフリー 化、駐車場棟の屋上緑化、コージェネレーンョンシステムの採用(超高層棟)等の環境共生に配慮されている。
●事業者:都市公団(当時)関西支社 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:1998年
●設計:都市公団(当時)関西支社
●構造・規模:RC造 7~14、31・33階建、7棟(全体13棟) 1,020戸(全体1,886戸)
●敷地面積:約62,000㎡ / 延床面積:約197,000㎡

アーベインビオ春日 『地域に根ざした人と自然に優しい街づくり』

アーベインビオ春日は、雨水を利用したせせらぎと、野鳥や昆虫の生息を助ける豊富な植栽空間とともに、通風の工夫により建物の環境負荷を低減した団地。環境共生配慮事項として、ソーラーパネル、団地内各所の緑化、既存樹木の植栽等が採用されている。
●事業者:都市公団(当時)九州支社 / 所在地:福岡県春日市
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)九州支社
●構造・規模:RC造、11-14階建、9棟 771戸
●敷地面積:約31,400㎡ / 延床面積:約42,000㎡ß

マテール穴生、ドゥ・マテール穴生 『人と自然、高齢者にやさしい「グリーンアメニティタウン」に立地する集合住宅』

マテール穴生、及びドゥ・マテール穴生は、エネルギーの有効利用、生態系への配慮、周辺の自然環境と調和した景観をテーマに建設された集合住宅。黒崎副都心周辺整備事業の一環として開発されている「グリーンアメニテイタウン」に立地している。敷地の南側には天然の池「山の禅池」があり、北側の斜面地は北九州市の保有林で保存緑地公園として整備されている。環境共生配慮事項として、風力発電、雨水の貯留及び利用、透水性舗装等が採用されている。
●事業者:北九州市都市開発事業協同組合北九州市住宅供給公社 /
所在地:福岡県北九州市八幡西区
●竣工:1995年
●設計:㈱山設計工房
●構造・規模:SRC造地上14階 地下1階建        SRC造地上13階 地下1階建
●敷地面積:7410.00㎡(マテール穴生) 5416.39㎡(ドゥ・マテール穴生) /
延床面積:16024.52㎡(マテール穴生) 12595.49㎡(ドゥ・マテール穴生)

福岡みなみの森レークヒルズ野多目 『自然緑地の保存、地形を活かした造成計画、未利用エネルギーの活用』

レークヒルズ野多目は、大型の緑地公園を擁し周辺を閑静な戸建住宅地区に囲まれた分譲マンション。近隣には渡り鳥の渡来地としても有名な野多目大池をはじめとする溜池が散在し、計画地周辺の緑地と相まって、豊かな自然地環境を形成している。環境共生配慮事項として、自然緑地の保存、雨水の貯留及び利用、太陽電池による電力供給等が採用されている。
●事業者:福岡市住宅供給公社 / 所在地:福岡市南区野多目
●竣工:1998年
●設計:東急建設㈱
●構造・規模:(住棟)RC造 地上14階、地下1階建他、9棟 613戸
●敷地面積:35,100㎡ / 延床面積:26,114㎡

竜ヶ崎ニュータウン龍ヶ岡中心地区「新世紀邑」 『コミュニティ形成に資する暮らしを提供する街づくり』

東京-つくば研究学園都市-成田新東京国際空港のトライアングルの中央に位置する龍ヶ崎ニュータウンは地区内外に水や緑の豊かな自然環境に恵まれている。「新世紀邑」は「エコロジカルな新郊外生活」をテーマに、環境負荷の小さい自然と共生する街並みを計画した住宅地。既存樹林を極力残し地区内に緑地帯が形成されているほか、ビオトープも設置されている。
●事業者:都市公団(当時)茨城地域支社 / 所在地:茨城県竜ヶ崎市
●敷地面積:344.8ha

糸満兼城の家 『自然特性のメリットを活かしデメリットを制御する』

沖縄の自然特性の活用と制御のよる省エネルギー化、建物本体の空間構成の工夫による省エネルギー化、自然循環型住宅の3つをコンセプトとして設計された住宅。具体的には雨水の再利用、2層吹き抜けのリビングルームの採用、使用後の雨水の浄化とリサイクル 等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地::沖縄県糸満市
●竣工:1994年
●延床面積:136.58㎡

東風平の家 『伝統的な雨端(戸外空間)を中心に据える』

沖縄の伝統的な戸外空間である雨端(軒下空間)を中心に据え、戸外空間を活かした生活を可能とする住宅をつくることをコンセプトとした住宅。沖縄における水不足解消のため、雨水利用が徹底されている。雨水は、風呂、洗濯、散水などに利用され、排水は、合併浄化槽で浄化し、スイレンの池に流し、その後放流するなど、健全な水循環を作ることも、本住宅のコンセプトである。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県東風平町
●竣工:1994年
●延床面積:121.15㎡

繁多川の家 『地名に表された場所性への配慮』

毎年のように水不足に悩まされている水事情とダム開発による自然環境破壊の抑制を考慮し、雨水の有効利用を図った住宅。もともとは水が豊富な地域であった場所性に配慮し、かつての記憶を呼び起こす仕掛けとして雨水を利用したせせらぎの設置や斜面緑地との連続性に配慮した積極的な緑化などをおこなっている。建物の屋根に降った雨は、10 tの地下タンクに貯めトイレの洗浄水や樹木の散水等に有効利用している。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県那覇市
●竣工:1998年
●延床面積:200㎡

H邸 『隣接して残されている里山との関係性を活かす』

緑の多く残る都市近郊の住宅地に立地する木造2世帯住宅。外観は母屋と別棟を広いテラスでつなぐ形になっている。手すり面材に使われた熱反ガラスへの緑の写り込みと緑化屋根で、敷地南側の自然のまま残された里山などの周辺環境との融合を図っている。冬の充分な日射熱取得と、夏の通風や夜間の冷気取り込みに考慮した開口部や吸気ファンが設置されている。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川|県横浜市鶴見区
●竣工:2000年
●延床面積:214.23㎡

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