環境共生住宅事例データベース
全国の環境共生住宅・環境共生建築を用途、所在地、構造などから検索できます。
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鶴川台エコビレッジ 『(一財)住宅生産振興財団とkkjによる環境共生分譲住宅地第一号』
鶴川台エコビレッジは、都市公団が開発した都市庭園鶴川台の一角を占める定期借地権付分譲住宅地で、環境共生住宅9区画、環境共生推奨街区20区画からなる、環境に配慮した分譲住宅地。
環境に対する供給者側の思いをエンドユーザーに伝えるために、太陽光発電、雨水貯留、生ゴミ処理機といった環境共生としてわかりやすい技術が取り入れられるとともに、擁壁部のグリーンパネル設置による連続した緑の形成や植栽インターロッキングによる駐車場等、外構植栽に十分配慮されている。
●事業者:都市基盤整備公団 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(一財)住宅生産振興財団 (一社)環境共生住宅推進協議会
●竣工:2003年
●構造・規模:軽量鉄骨構造・木質パネル工法・木造軸組工法・ツーバイフォー工法
●敷地面積:165.79〜213.29㎡
つくばプロジェクト葛城地区 『つくばスタイルの具現化とブランド化をめざしたイメージリーダー街区』
2005年8月24日に開通したつくばエキスプレス沿線では、鉄道と一体となったまちづくりが進行中であり、20の駅とともに18のまちが誕生する。つくば葛城地区はそのうちのひとつ、「研究学園」駅から徒歩5分の位置に建設されたまちである。
「つくば」は都市的利便性、豊な自然と農作物の恵み、知の集積という3つの特色が生かされたライフスタイル「つくばスタイル」が享受できる環境となっている。このつくばスタイルの具現化とブランド化をまちづくりの目標として掲げ、都市再生機構が宅地開発した住宅地約1haのイメージリーダー街区に13社がモデル住宅を建設、展示したのが葛城地区である。
●事業者:茨城県 (独)都市再生機構 / 所在地:茨城県つくば市
●宅地開発面積:約1ha
船橋美し学園 芽吹の杜 『(一財)住宅生産振興財団のコーディネートにより実現した環境共生に配慮したまちづくり』
芽吹の杜は、「エコ・ライフを積極的にサポートするまち」「環境技術を積極的に取り入れるまち」「自然とのふれあいを感じられるまち」の3つのテーマを掲げ、環境共生に配慮したまちづくりを目指した「住宅総合展示事業」として実現したプロジェクト。合計40棟の「環境にやさしい、暮らしに心地よい、充実仕様の住まい」として実現した。
自然素材を多用したシンボリックな駅舎や、ソーラー発電を取り入れた住宅など、行政、住宅メーカー、NPO等の協力のもと、まち全体で環境共生に取り組んでいる。
●コーディネート:(一財)住宅生産振興財団 / 所在地:千葉県船橋市
●竣工:2004年(住宅総合展示事業部分)
柏ビレジ 『統一と個性をキーワードとしたまちなみ形成』
1980年に東急不動産と建築家 宮脇 檀氏とによって開発された住宅地。
レンガとアイビーによる美しい街並み景観づくりをめざした、当時としては先駆的な住宅地であり、その街づくりの手法を一目見ようと全国各地から相当な見学者が訪れたという。
1500戸の住宅群をタウン(全体)、地区、街路沿いグループ、数件のコミュニティという段階に分けて、景観づくりのルールが定められており、住民の協力の下、美しい景観が守られている。
現在は、複数の活性化プロジェクトが立ち上げられ、東大など諸団体との連携の下、高齢化対策の構築が進められている。住民を対象とした「楽しく、生きがいのある街づくり」にも取り組んでいる。
●事業者:東急不動産 / 所在地:千葉県柏市
●竣工:1980年
●設計:宮脇 檀
北海道立北方建築総合研究所 『環境負荷低減技術に関する研究成果が積極的に取り入れられた研究施設』
旭川という地域の気候特性に配慮し、外断熱、LowEガラス、ライトシェルフ、アトリウムの日覆い、通風装置などの建築技術がバランスよく導入されている研究施設。設備面でも、パッシブ換気、雪と氷による冷房、シンプルな熱源装置など多様な工夫がみられ、それらの総合により優れた省エネルギー効果を発揮している。
●事業者:北海道立北方建築総合研究所 / 所在地:北海道旭川市
●竣工:2002年
●構造・規模:鉄骨造(一部RC造)4階建
●延床面積:8,356㎡
長尾山系の山並みを背景とした緑豊かな住宅地として1917(大正6)年頃から開発された雲雀丘山手地区。
今なお緑豊かな住宅地であり続けるこのまちの歴史は、住む人たちの「このまちの環境を守りたい」という強い思いに支えられてきた。
●開発者:阿部元太郎氏 / 所在地:兵庫県宝塚市
●竣工時期:1915年~(昭和初期まで)
●区域面積:約21.4ha / 住宅区画数:約430区画
「アイランドシティ照葉のまち」は戸建て住宅と共に集合住宅も含めて総合的に実現したプロジェクト。「環境共生/健康/子ども/みんなで関わる」の4つをコンセプトに、生きる力を呼び覚ます街を目指している。
タウン内にふんだんに計画された森や緑地帯が、アイランドシティのシンボルである中央公園の緑とも連動し、美しい緑の島としての景観を創出。人々が気軽に集い、ふれあうスペースが豊かにあることで、住民によるコミュニティの醸成も自然に促されている。
●事業者:アイランドシティ住宅開発連合体 / 所在地:福岡県福岡市
●代表事業者:積水ハウス(株)
●事業期間:2004~2011年度
●区域面積:約18.5ha / 供給戸数:約1500戸
宮崎台桜坂 『「豊かに育った緑地を次の世代にも残したい」という思いを実現した住宅地』
地主が50年かけて植樹し育てた丘の緑の保全のために、ミサワホームが50年の定期借地権を事業化した例。
保全にあたって、既存の地形を残しながら、緑と周辺の風の流れを考慮した植樹や住宅の配置などを含めたランドスケープ計画がなされている。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川県川崎市
●竣工:1998年
●施工:ミサワホーム(株)
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:2,110㎡ 9戸
深沢環境共生住宅 『公営住宅団地における環境共生住宅型建て替え』
築後40年を経過した木造平屋建ての都営住宅を、世田谷区営住宅として建て替えた環境共生集合住宅。
永年にわたり居住者が育てた緑豊かな自然環境とコミュニティを、将来にわたって引き継ぎ育てることが周辺に波及できるような住まい・まちづくりが行われた。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:世田谷区 / 所在地:東京都世田谷区
●設計者: 世田谷区、市浦都市開発・岩村アトリエ共同企業体
●竣工年:1997年
●構造: 地上5階建RCラーメン構造(1号棟)、地上3階建RC壁式構造(2・3・4号棟)、地上4階建RC壁式構造(5号棟)
●敷地面積: 7,388.08㎡ / 延床面積: 6,200.47㎡
所沢 松が丘ウェストエリア 『分譲地全体での環境負荷の低減』
「地域の自然環境を尊重した開発」、「豊かな住環境の創出」を基本とし、地域全体の「環境負荷の低減」を図りながら周辺環境との調和、景観に配慮した質の高い住宅を目指した団地。分譲地の南側には武蔵野の面影を色濃く残す雑木林が存在しているため、南北の緑地を結ぶ連続性に考慮され「緑のネットワーク」が形成された。緑豊かで良好な住まい環境を維持するために、「緑化協定」が定められ、敷地面積の20%の緑化目標が設定されている。
●事業者:西武並道㈱ / 所在地:埼玉県所沢市松が丘
●供給形式:団地供給型
●建て方:戸建
●竣工:1999年
優悠ハウスおおいた21 『建築協定による地域景観の醸成』
国東半島の高台に建つ戸建住宅。自然との調和とゆとりのある住環境の形成のため、電線類の地中化、緑化、建築協定等によるまちづくりに取り組んでいる。太陽光発電、雨水の有効利用、建物の配置、形態・色彩、植栽等を総合的に計画。敷地は道路との緩衝空間として幅60cmの生け垣と二段植栽が設けられている。ンンボルツリーとして郷土種のウバメガシが植栽されている他、敷地内に四季の変化を感じられる樹木が植栽されている。
●事業者:大分県性宅供給公社 / 所在地:大分県東国東郡武蔵町向楊古
●供給形式:個別供給型
●建て方:戸建
●竣工:2000年
レックスハイツ文京春日マンション 『外壁仕上げ材として利用可能な太陽光パネル』
江戸時代からの坂道(幅員5.5m)に面する高台に建つ集合住宅。坂道に面して、戸建て住宅のように見える2階建て部分と、6階建ての部分を配置。外壁の仕上げ材として利用できる太陽電池パネルが自社開発され、太陽電池をサッシレスで外壁に取り付け、美しくンンプルな外壁が実現されている。屋上緑化は建物への荷重を考慮して人工軽量土壌が採用されている。
●事業者:前田建設工業㈱ / 所在地:東京都文京区春日
●供給形式:個別供給型
●建て方:共同住宅
●竣工:2000年
●設計:前田建設工業株式会社
●構造・規模:RC造6階建
湯布院のまちづくり 『場所性にこだわったまち・建築・ものづくり』
「ゆふいんらしいものの在り様」を常に考え、実践してきた四人のトップランナーによる、場所性にこだわったまち・建築・ものづくり。
●循環型ものづくり-木のクラフト工房
●古民家を活かした山の中の宿-無量塔
●雑木林の創生と活用-玉の湯温泉
●湯布院の「ここ」感を意識した建築-亀の井別荘
●所在地:大分県由布市
パークプレイス大分 『公園のある暮らし』
住宅地「パークプレイス大分公園通り」は、2002年開催のワールドカップ会場「ビック・アイ」を含む大分スポーツ公園の開発と一体で行われた。総開発面積は368ha。うち大分スポーツ公園開発面積が255ha、住宅地が約113ha。スポーツ公園の開発部(255ha)には高尾山自然公園(60ha)が含まれており、開発にあたっては自然のままの地形を活かした「環境と共生した街づくり」が進められた。
2005年度グッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門)受賞。
●事業者:大分シティ開発(株) / 所在地:大分県大分市
●敷地面積:総開発面積368ha(うち大分スポーツ公園開発面積255ha/高尾山自然公園60ha含む、住宅地約113ha)
●総区画予定1300区画
からほり倶楽部 『美しく歴史のあるまちの保存と再生』
空堀は、大阪城の外堀にできた昔からの町屋や長屋を再生し活性化するためのいろいろな試みがなされている地域。
からほり倶楽部は、空堀商店街界隈の良さを活かした、住みやすくて魅力あるまちの創造を目指し、2001年4月に発足したプロジェクト。
●環境共生要素技術:[省資源][親和性][健康快適]
●事業者:からほり倶楽部 / 所在地:大阪市中央区
真鶴町のまちづくり 『住民自ら策定した「美の基準」に基づいて進められるまちづくり』
真鶴町まちづくり条例の特徴のひとつである「美の原則」に基づき「美の基準」としてまとめられたデザインコード。
これは、高さや規模等の数値的な制限ではなく、町の中に長年培われ共有されてきた“建築や生活の作法”を69の言葉でルール化したもので、そこに住む住民たちの暮らしと密接に結びついた内容となっている。
真鶴町では、この「美の基準」に基づき、暮らしの中での大切なものや街を構成する要素、風景などを大切にしたまちづくりがすすめられている。
●事業者:真鶴町 / 所在地:神奈川県真鶴町
●「美の基準」策定年:1992年
日本大学生物環境科学研究センター 『環境適応生物を活用する環境修復技術の開発の研究拠点』
大学のキャンパスはひとつの街である、という考え方の下、50ha以上の広大な敷地にある校舎、研究施設、農場などにより、エコロジカルな環境づくり、居住地づくりのモデル的な実験を試みているキャンパス。
生物環境科学研究センターは、その一角の谷地の地形のランドスケープを活かし、エコ建築、エコロジカルランドスケープの視点で設計された拠点施設で、「生物資源の持続可能な利用を実現する環境総合研究」を目的としている。
●事業者:日本大学生物資源科学部 / 所在地:神奈川県藤沢市
エコヴィレッジ鶴川きのかの家 『コーポラティブ方式による環境共生集合住宅』
「エコヴィレッジ鶴川 きのかの家」は、エコと健康をテーマに入居希望者を募集し、建設された30戸のコーポラティブハウス。
RC造逆梁工法で間取りの自由性を確保し、外断熱と複層ガラスで高断熱を実現、太陽熱給湯を半数の住戸が採用、屋上の大部分を菜園として利用、内装はムクの木材を中心に化学物質を含まない建材を使用、合板は不使用、大部分の住戸で電磁波対策採用、カーシェアリングも実施している。
●事業者:エコビレッジ鶴川建設組合 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(株)アンビエックス
●設計:(株)アンビエックス他6事務所
●竣工:2006年12月
●構造・規模:RC造3階建 2棟
●敷地面積:2,500㎡ / 延床面積:1,996㎡
神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール 『太陽の恵みを最大限に活かした太陽学舎』
再生可能エネルギーの導入とエネルギーマネジメントシステムを利用した環境教育を行う学舎(保育所・幼稚園・小学校)で、国土交通省による平成20年度第1回住宅・建築物省CO2推進モデル事業に採択されたプロジェクト。
神戸市に住むドイツ人や英語圏の人々のための施設でドイツ学院100周年を記念して建設された新校舎。
●事業者:(財)神戸ドイツ学院 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:2009年6 月
●設計:(株)岩村アトリエ
●構造・規模:RC造2階建
●敷地面積:2,192㎡ / 延床面積:1,505㎡
ガーデンシティ舞多聞みついけプロジェクト地区 『住民参加によるまちづくり』
ガーデンシティ舞多聞は、UR都市再生機構と神戸芸術工科大学、居住希望者が参加しながら自分たちが住みたい郊外の住宅地を考え、実現しようとするプロジェクト。
URが造成した土地に、定期借地権設定契約をUR と結んだ借地人が自ら住む家をそこに建て、継続して住むという制度を採用している。
●事業者:独立行政法人 都市再生機構 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:2009年
●地区面積 約108.4ha
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