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羽根木エコハウス 『地球と同居する家「エコハウス」で家一軒分のCO2排出削減効果を探る』

施主が常々考えていた、「人間は地球と他の生き物たちと一緒にこの地球で同居している。そのことを忘れていないか?」という仕事の中で使っている言葉を実現するもの、形として表した「エコハウス」。
太陽光発電などの要素技術だけではなく、建物の躯体性能そのものも環境に配慮してつくられている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●設計:郡山芳斉設計工房 / 施工:(株)近藤工務店
●構造・規模:木造2階建
●延床面積:179㎡

高尾の家 『DIYでつくる環境共生住宅』

築35年の住宅をDIYで環境共生住宅に改修し、もう35年住むことをめざした例。
外断熱、耐久性向上、自然素材の活用、緑豊かな庭の活用、太陽熱利用などさまざまな工夫が凝らされているだけでなく、その中で楽しく暮らすことを実現している。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:個人 / 所在地:東京都八王子市
●竣工(改修):2003年
●設計:石崎竜一
●構造・規模:木造平屋建

庄戸の家 『自然エネルギー共生住宅』

建て替えを契機に太陽エネルギーを最大限活用できるように工夫された個人住宅。
住まい手の強い思いが、太陽エネルギーやビオトープなど形となって現れた住宅に住むことで、ライフスタイルも大きく変わった。
●事業者:個人 / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工2000年
●設計:(有)コーク
●構造・規模:木造2階建
●敷地面積:259.13㎡ / 延床面積:129.04㎡

欅ハウス 『環境に配慮したコーポラティブハウス』

世田谷区の欅の庭をもつ地主の自然環境を保全活用しながらコーポラティブ方式で建てられた集合住宅。
保存された1本の欅を囲む階段と各戸のバルコニー等により全体で調和のとれた環境をつくっている。
●事業者:松陰エコヴィレッジ建設組合 / 所在地:東京都世田谷区
●設計:HAN環境・建築設計事務所 / 施工:環境建設
●企画コーディネート:(株)チームネット、(株)リブラン
●竣工:2003年
●構造・規模:RC造5階建
●敷地面積:986.95㎡ / 延床面積:1,492.08㎡

会員NEXT21 『大阪ガスによる実験集合住宅』

NEXT21は、近未来の都市での環境・エネルギー・くらしについて考えていくため、大阪ガス(株)が大阪市内に建設した実験集合住宅。
1993年10月に竣工、翌年4月から1999年3月までの5年間、 また、2000年4月から2005年3月までの5年間、2007年4月から2012年3月までの5年間、計15年に渡り、社員の家族が実際に居住し、様々な実験を行っている。
●事業者:大阪ガス(株) / 所在地:大阪市天王寺区
●竣工:1993年
●設計:大阪ガスNEXT21建設委員会
●構造・規模:杭・基礎=直接基礎、B1階〜2階=鉄骨鉄筋コンクリート造、3階〜6階=プレキャストコンクリート+鉄筋コンクリート複合工法
●敷地面積:1,542.92㎡ / 延床面積:4,577.2㎡

○会員専用レポート(2013.5.17第4フェーズ見学会)
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エコヴィレッジ鶴川きのかの家 『コーポラティブ方式による環境共生集合住宅』

「エコヴィレッジ鶴川 きのかの家」は、エコと健康をテーマに入居希望者を募集し、建設された30戸のコーポラティブハウス。
RC造逆梁工法で間取りの自由性を確保し、外断熱と複層ガラスで高断熱を実現、太陽熱給湯を半数の住戸が採用、屋上の大部分を菜園として利用、内装はムクの木材を中心に化学物質を含まない建材を使用、合板は不使用、大部分の住戸で電磁波対策採用、カーシェアリングも実施している。
●事業者:エコビレッジ鶴川建設組合 / 所在地:東京都町田市
●コーディネート:(株)アンビエックス
●設計:(株)アンビエックス他6事務所
●竣工:2006年12月
●構造・規模:RC造3階建 2棟
●敷地面積:2,500㎡  / 延床面積:1,996㎡

ケミレスタウン®・プロジェクト 『環境改善型予防医学を研究するプロジェクト』

千葉大学と参画企業が協力しながら、シックハウス症候群を予防できる住まいづくり、まちづくりを目指して進めてきた産学協同研究プロジェクト。
戸建て住宅型の「ゲストハウス」や、ギャラリー、講義室、クリニックなどの入った「テーマ棟」を千葉大学健康環境フィールド科学センター敷地内に建設され、化学物質の影響を極力排除する実験棟などで実証と研究が進められた。
●事業者:NPOケミレスタウン推進協会 / 所在地:千葉県柏市
●竣工:2006年

神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール 『太陽の恵みを最大限に活かした太陽学舎』

再生可能エネルギーの導入とエネルギーマネジメントシステムを利用した環境教育を行う学舎(保育所・幼稚園・小学校)で、国土交通省による平成20年度第1回住宅・建築物省CO2推進モデル事業に採択されたプロジェクト。
神戸市に住むドイツ人や英語圏の人々のための施設でドイツ学院100周年を記念して建設された新校舎。
●事業者:(財)神戸ドイツ学院 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:2009年6 月
●設計:(株)岩村アトリエ
●構造・規模:RC造2階建
●敷地面積:2,192㎡ / 延床面積:1,505㎡

会員観環居 『スマートネットワークプロジェクト実証実験住宅』

低炭素社会と、人間性あふれる豊かな暮らしの実現をめざして、総務省委託事業「スマート・ネットワークプロジェクト」の一環として積水ハウスが建設した実証実験住宅。
同社の推進する環境配慮住宅「グリーンファースト」の思想にもとづく自然エネルギーを活かした高性能な住まいと、さまざまなネットワークテクノロジーが融合した、生活者目線の快適なスマートハウスの提案が随所に盛り込まれ、国内外から多数の見学者が訪れている。
●事業者:積水ハウス(株) / 所在地:神奈川県横浜市
●竣工:2010年
●構造・規模:木造2階建
●延床面積:226.25㎡

○会員専用レポート
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N邸 『環境配慮・持続型高性能木造住宅「サスティナー」』

「サスティナー」(sustainer)とは、支える人や物、維持する人や物という意味。『維持する物【住宅】を支える人【お施主様】』を意味し、住まい(住宅)を社会的資産と考え、施主とともに永く維持させることをめざすものである。
N邸は、「住宅産業の理想は地場の住宅建築会社が担う」といった理念に基づき千葉県での住宅供給を行っている白門建設により、環境配慮・持続型高性能木造住宅「サスティナー」として建てられた戸建住宅である。
●事業者:個人 / 所在地:千葉県千葉市
●構造・規模:木造2階建

eHII House 『近未来のネットワーク家電技術を提案するモデルハウス』

eHII Houseは、従来のHII(Home information Infrastructure:家庭内情報基盤)ハウスでの提案をさらに推し進め、近年の著しい情報環境の変化と関連技術の進展に対応し、従来の家庭(ホーム)に加え、街頭(モバイル)、車(カー)の3つの空間で、(eくらし)と(eサービス創出)の提案を行っているモデルハウス。
※現在は閉館されている。
●事業者:松下電器産業(株)(当時) / 所在地:東京都品川区
●竣工:2001年

M邸 『都心に建つ大正時代の古住宅の環境共生住宅に再生』

高密度市街地に建つ大正時代の古住宅を、その伝統的なデザインがもつパッシブ性に着目し、耐震、断熱・気密性を加えることにより日本型のパッシブ住宅への再生を試みた住宅。冬はコタツがある程度の暖房で家全体を14℃以下にせず、夏も冷房を最小限にすることを実現。庭は蛍の生息するビオトープにし、離れの事務所棟の屋根緑化、ガレージ屋根の太陽光発電設置、ガレージの透水性舗装、池及びタンクへの雨水貯溜などの環境共生住宅仕様が採用されている。
●環境共生要素技術:[省エネ][省資源][親和性][健康快適]
●事業者:個人 / 所在地:東京都新宿区
●竣工:1994年
●延床面積:113.59㎡

東松原の家 『そこに住まう気持ちよさ、暮らし方を大切にする』

都心寄りの住宅密集地の中で積極的にエコ設備・仕様を採用した住宅。北側隣地への日影規制等、都市部共通の悪条件下なりに、一般的に入手可能な太陽光発電、風力発電等の既成のエコ設備を導入。こうした設備と日常の暮らしとの結びつきやバランスを見極めることで、設備だけに依存することなく、建築的手法・デザイン・素材・使い勝手の積み上げによる環境と共生する豊かな生活の実現をめざしている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●延床面積:160.5㎡+地下部分18.74㎡

八森町営かもめ団地 『日本海への眺望などの環境を楽しめる住宅』

かもめ団地は後背に白神山地、眼下に日本海を見下ろす緩い傾斜地に立地している。地域の豊かな自然に浴け込むように、木造の2階建て、平屋の戸建て住宅21戸で全体が構成されており、各戸からの日本海への眺望に配慮して住宅の位置や向きをずらすと共に、敷地の傾斜に合わせて配置され、環境を楽しめる住宅としている。敷地内各所には樹木や花を植え、緑化により潤いある居住環境づくりが図られている。
●事業者:八森町 / 所在地:秋田県山本郡八森町
●竣工:1990年

●設計:㈱ベル(BeWell)
●構造・規模:木造 平屋建て6戸 2階建て15戸
●敷地面積:約7,300㎡ / 延床面積:約1,590㎡

茨城県営笠間アパート 『地域の「農」とつながるヴァナキュラー集住体の形成』

笠間アパートは、丘陵地外縁部に位置し、《地域の「農」とつながるヴァナキュラー集住体》の形成を目指した県営住宅団地。低地の田圃に岬状に張り出した敷地は北側から東側を田に、西側を溜池と尾根状に伸びる既存林とに固まれている。既存林を残し造成を極力抑えつつ、敷地北側にRC住棟を、南側に木造住棟を配している。
●事業者:茨城県 / 所在地:茨城県笠間市
●竣工:2001年
●設計:藤本昌也+ 現代計画研究所
●構造:RC造 3階建、木造2階建 全91戸
●敷地面積:約21,300㎡ / 延床面積:約7,170㎡

東急季美の森「Vie Naturelle」 『日本初の住宅とゴルフ場の一体的な複合開発』

敷地一帯は、豊かな緑土と地下水に恵まれ、江戸時代に開拓された三富新田の歴史的景観が残る。森の里団地は、こうした江戸時代から続く農林環境とともに生き続ける住まいづくり、自然の恵みを活かした暮らしづくりをテーマに建設された。雑木林の保全再生を柱に郷土景観との融和、現場発生材の再生利用、太陽エネルギーの活用、地下水の保全、住民による団地管理の促進等が図られている。
●事業者:東急不動産㈱ / 所在地:干葉県山武郡大網白里町
●竣工:2000年
●設計:東急不動産㈱
●構造・規模:木造2階建、2 x 4工法
●敷地面積:181~297㎡ / 延床面積:100~129㎡

都宮蓮根三丁目第3アパー卜 『「エコピア」の普及を目指す集合住宅』

環境に配慮した住宅「エコピア」の普及を目指した集合住宅。高密度市街地の中に緑道空間を創出し、地域の緑被率の向上に貢献している。この緑道は新河岸川の湿地帯であった蓮根の原風景を復元し遊び学べるビオトープとして「環境に配慮した社会づくり教育」のー環をになう場として活用されている。また、3、4階屋上の緑化、駐車場での緑化ブロックの使用、緑化フェンスを使った壁面緑化など積極的な緑化に取り組んでいる。
●事業者:東京都住宅局 / 所在地:東京都板橋区蓮根
●竣工:1998年
●設計:東京都住宅局・東部住宅建設事務所
●構造・規模:RC造、地上5階建 50戸
●敷地面積:3,430㎡ / 延床面積:3,990㎡

下関・ 一の宮県営住宅 『尾根景観の復元と緑のネットワーク、自然エネルギーの利用』

下関・一の宮県営住宅は、造成された丘陵地において、照葉樹林を育て、小動物や昆虫が生育する環境を取戻すと共に、自然エネルギーの適切な利用により、エネルギー消費や廃棄物発生を低減した快適な住環境づくりに取組んだ団地。中高層棟を段階的に配置することによってかつての尾根景観の復元に努めている。地域特有の夏の東風を取り入れるとともに冬の西風を防ぎ、住棟間を流れる風が適度に分散するように、住棟が配置されている。
●事業者:山口県住宅課 / 所在地:山口県下関市一の宮
●竣工:2001年
●設計:㈱アルセッド建築研究所
●構造・規模:RC造 地上3~10階建 209戸●敷地面積:25,280㎡ / 延床面積:3278.51㎡(1・2号棟)

平良市営馬場団地 『南島型の気候風土に適応した地域の暮らしと住まい方を尊重』

宮古島は琉球石灰岩がつくる低平な島で、日射が強く塩害にさらされ、台風が常襲するなど、厳しい自然と共生する暮らしが求められる。馬場団地は伝統的な生活習慣である南入りの住様式を踏襲したテラスアクセス方式及び、影空間となる中庭を設えた住棟配置が特徽。強い日差しを遮る日影が居室から半戸外、戸外へと連続し、南風が日影と緑陰を通り抜け、涼風となって南島の暮らしを癒している。
●事業者:平良市 / 所在地:沖縄県平良市
●竣工:1997年
●設計:伊志嶺敏子一級建築士事務所
●構造・規模:壁式RC造 3階建 4階建 13棟 177戸
●敷地面積:18,495.79㎡ / 延床面積:13,885.64㎡

糸満兼城の家 『自然特性のメリットを活かしデメリットを制御する』

沖縄の自然特性の活用と制御のよる省エネルギー化、建物本体の空間構成の工夫による省エネルギー化、自然循環型住宅の3つをコンセプトとして設計された住宅。具体的には雨水の再利用、2層吹き抜けのリビングルームの採用、使用後の雨水の浄化とリサイクル 等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地::沖縄県糸満市
●竣工:1994年
●延床面積:136.58㎡

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