環境共生住宅事例データベース
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グローブコー卜大宮南中野 『地域に溶け込む豊かな住環境の創出を実現』
敷地は大宮台地の端に位置し、高低差6mの南面傾斜地であり、この敷地特性を最大限に活かした配置計画を行うとともに、東側道路沿いに提供公園と並木道を配置し、周辺と一体となる緑のネットワークが展開されている。住棟は、空地および緑地を最大限に確保し、日当たりのよい南面、南東面向きに曲面配置され、快適な戸建て指向の個性的な住戸構成となっている。当団地は事業化にあたって「環境共生住宅市街地モデル事業」の適用を受けている。
●事業者:埼玉県住宅供給公社 / 所在地:埼玉県大宮市南中野
●竣工:1996年
●設計:㈱竹中工務店
●構造・規模:RC造 115戸
●敷地面積:11,415.15㎡ / 延床面積:12,897.37㎡
アーベイン朝霞根岸台セゾンヒルズ 『家庭菜園・バーベキューガーデンによる交流』
周辺は畑が多く、昔ながらの田園風景が今も残っている住宅地域である。敷地は、起伏も大きく南西斜面となっている。環境共生配慮事項として、緑化による自然の保全、通風及び採光量の拡大による自然エネルギーの有効利用、斜面地利用、高断熱によるエネルギーの節減、家庭菜園等が採用されている。
●事業者:㈱リブラン / 所在地:埼玉県朝霞市根岸台
●竣工:1998年
●設計:㈱タック
●構造・規模:RC造 地上3階 地下1階建 55戸
●敷地面積:3,441㎡ / 延床面積:4,606㎡
県営三芳北永井森の里団地 『江戸時代から続く農林環境との親和、自然の恵みの継承をテーマ』
敷地一帯は、豊かな緑土と地下水に恵まれ、江戸時代に開拓された三富新田の歴史的景観が残る。森の里団地は、こうした江戸時代から続く農林環境とともに生き続ける住まいづくり、自然の恵みを活かした暮らしづくりをテーマに建設された。雑木林の保全再生を柱に郷土景観との融和、現場発生材の再生利用、太陽エネルギーの活用、地下水の保全、住民による団地管理の促進等が図られている。
●事業者:埼玉県住宅都市部住宅建設課 / 所在地:埼玉県三芳町
●竣工:1998年
●設計:㈱市浦都市開発建築コンサルタン ツ
●構造・規模:RC造、地上4階建~7階建
●敷地面積:8,769,17㎡ / 延床面積:6,011.78㎡
ガーデンプラザ新検見川 『都市と田園のゆるやかな調和をテーマ』
「ガーデンプラザ新検見川」は、幕張新都心の北約4kmに位置し、花見川とその河岸段丘の緑、東大のグランドや緑化試験場の森など、緑豊かな周辺環境に恵まれている。当団地では「環境共生住宅」を設計コンセプトとした大型の永住型ファミリータイプ住戸が供給されている。環境共生配慮事項として、落ち葉のコンポスト化、地域本来の植生の回復 等が採用されている。
●事業者:鹿島建設㈱ / 所在地:千葉県千葉市花見川区
●竣工:2003年
●設計:鹿島建設㈱
●構造・規模:RC造、SRC造 1,037戸
●敷地面積:67,379.14㎡ / 延床面積:110,154.45㎡
都宮蓮根三丁目第3アパー卜 『「エコピア」の普及を目指す集合住宅』
環境に配慮した住宅「エコピア」の普及を目指した集合住宅。高密度市街地の中に緑道空間を創出し、地域の緑被率の向上に貢献している。この緑道は新河岸川の湿地帯であった蓮根の原風景を復元し遊び学べるビオトープとして「環境に配慮した社会づくり教育」のー環をになう場として活用されている。また、3、4階屋上の緑化、駐車場での緑化ブロックの使用、緑化フェンスを使った壁面緑化など積極的な緑化に取り組んでいる。
●事業者:東京都住宅局 / 所在地:東京都板橋区蓮根
●竣工:1998年
●設計:東京都住宅局・東部住宅建設事務所
●構造・規模:RC造、地上5階建 50戸
●敷地面積:3,430㎡ / 延床面積:3,990㎡
藤和ライブタウン緑山 『斜面立地を活かしつつ従前の緑の回復を重視』
藤和ライブタウン緑山は、多摩丘陵の面影を色濃く残す豊かな緑の中で潤いあふれる美しい街づくりが進められてきた縁山住宅地内に位置している。南東傾斜の丘という地勢メリットを活かし、低層3階建ての3棟をヒナ壇状に配置し、豊かな眺望と採光、通風を重視している。環境共生配慮事項としては太陽熱発電、雨水浸透性舗装の採用、外溝および住棟屋上・壁面の緑化等に取り組まれている。
●事業者:藤和不動産㈱、工フティー都市開発㈱ / 所在地:東京都町田市三輪緑山
●竣工:1999年
●設計:㈱山設計工房
●構造・規模:RC造 地上1階建 地下3階 94戸
●敷地面積:8797,97㎡ / 延床面積:8745,62㎡
経堂の杜 『つくば方式とパッシブデザインを組合せた都市居住』
世田谷の市街地に立地する[経堂の杜」は、「つくば方式」(スケル卜ン定借)、コーポラティブ、スケルトン建築、パッシブデザイン、建築付帯緑化、高断熱性能、樹齢120年の樹林の保全、ビオトープなとの要素を組み合わせ、都市居住における本格的な環境共生を目指した12戸からなる集合住宅。積極的に整備された「自然環境」と、パッシプデザインを考慮した「建物」が一体となって、全体として一つの大きな「天然の空調装置」として機能するように計画されている点が特徴。
●事業者:経堂エコロジーヴィレッジ建設組合 / 所在地:東京都世田谷区
●竣工:2000年
●設計:建築㈱邑計画工房
●構造・規模:RC造 12戸
●敷地面積:784.4㎡ / 延床面積:1,661.6㎡
長峰杜の一番街~五番街『人と自然が仲良く共存できる潤いのあるまち』
長峰杜の一番街~五番街は、緑の多い多摩ニュータウンのなかでも特に緑が豊富な地域に位置している。当団地では、雨水地下浸透工法・コンクリート再生砕石利用・屋上緑化(集会所) パッシブ/アクテイブソーラー住宅等、環境共生の技術要素が総合的に導入されている。さらに、採光通風に有利な高窓を可能にしたフラットビーム構造の中層住宅、既存樹木の利活用など、公団(当時)としては初の試みも取り入れられている。
●事業者:都市公団(当時)東京支社 / 所在地:東京都稲城市
●竣工:1996年
●設計:都市公団(当時)東京支社
●構造・規模:RC造、5-14階建、19棟 944戸
●敷地面積:116,000㎡ / 延床面積:130,000㎡
コンフォール十日市場 『公共賃貸住宅総合再生事業による賃貸住宅』
コンフォール十日市場は、横浜市営十日市場住宅の建替えに際し、公共賃貸住宅総合再生事業として建設された賃貸住宅(建替え団地)。敷地周辺は多摩丘陵地の一部にあたり、恩田川や広大な保存緑地など豊かな自然に囲まれたなだらかな丘陵地である。環境共生配慮事項として屋上緑化、各戸用の雨水貯留システム(天水桶)等が採用されている。
●事業者:都市公団(当時)神奈川地域支社 /所在地:横浜市緑区
●竣工:1999年
●設計:都市公団(当時)神奈川地域支社
●構造・規模:RC造、5-9階建 3棟 140戸
●敷地面積:(六番街)約5,100㎡ (七番街)約4,700㎡ /
延床面積:(六番街)約6,100㎡ (七番街)約6,300㎡
LlME長津田ステーションフロント 『外部環境の健康・快適性を重視』
敷地は長津田駅からの利便性に恵まれた立地でありながら閑静な戸建住宅街に囲まれている。「LlME長津田ステーションフロント」では住戸内だけではなく外部にわたって周辺環境との共生に取り組まれており、雨水の地下ピット貯留と雨水利用、透水性舗装によるヒートアイランド現象の低減、落葉樹の効果的配置による夏季日射遮蔽と冬季日射取得等が採用されている。
●事業者:東急不動産㈱・相互住宅㈱ / 所在地:神奈川県横浜市緑区長津田
●竣工:1998年
●設計:㈱東急設計コンサルタント
●構造・規模:RC造、地上5階建(一部2階建) 3棟 240戸
●敷地面積:1.35ha / 延床面積:2LDK(61.19㎡)~4LDK(108.21㎡)
相模原市営上九沢住宅 『豊かな自然環境と景観に恵まれた集合住宅団地』
相模原市営上九沢住宅は市営住宅としては環境共生市街地モデル事業を導入した最大の敷地規模を持つ建替団地。敷地は、南部に農用地が広がり、相模川南方に丹沢大山山系を望むことができる、豊かな自然環境と景観に恵まれている。環境共生配慮事項として、太陽光パネル、太陽熱温水パネル、雨水のトイレ利用等が採用されている。
●事業者:相模原市 / 所在地:神奈川県相模原市上九沢
●竣工:2002年
●設計:㈱アルコム
●構造・規模:RC造 地下1階 地上6~14階建 546戸
●敷地面積:約31,897㎡ / 延床面積:約53,000㎡
レーベンスガルテン山崎 『環境共生型住宅・新鎌倉さとずまい』
レーベンスガルテン山崎は、鎌倉市北部の丘陵部と大船市街地の平地との境界部に位置する。周辺地域は良好な自然環境が残されている谷戸地形で、住宅、農地、樹林などが混在した地域となっている。こうした周辺環境を考慮し、屋上緑化や、クラインガルデン(18区画)の設置などにより、環境共生が配慮されている。
●事業者:都市公団(当時)神奈川地域支社 / 所在地:神奈川県鎌倉市
●竣工:2000年
●設計:都市公団(当時)神奈川地域支社
●構造・規模:RC造 7棟
●敷地面積:約23,500㎡ / 延床面積:約42,000㎡
石川県営大桑団地 『21世紀の石川県における公営住宅のモデル』
大桑団地は金沢市の犀川の河岸段丘に立地する県営住宅建替団地。団地は犀川の河岸段丘内の低地に立地しており、西側の段丘の緑地、東側の戸建住宅地を隔てた河川緑地、北側の既設の都市計画公園(児童公園)の緑地をネットワーク化させている。環境共生配慮事項として、雨水の地下貯留とその菜園等での利用、地域固有種による植栽等が取り組まれている。
●事業者:石川県 / 所在地:石川県金沢市大桑町
●竣工:2001年
●設計:㈱市浦都市開発建築コンサルタンツ
●構造・規模:RC造 3、4階建 253戸
●敷地面積:約20,000㎡ / 延床面積:約17,100㎡
アーバニア志賀公園 『「街に暮らしに花と緑の潤いを」をテーマとした住民参加の「花物語」計画の推進』
アーバニア志賀公園は、住工混在した大規模工場跡地の土地利用転換が進行する地域の中で、緑の都市軸を補完、都市公園と連続した緑、沿道型の住棟配置、防災拠点である都市公園と中学校との連結による防災ネットワーク化を担っている。また、環境共生配慮事項として、雨水利用、屋上緑化、太陽電池の採用、ピュトンファーム(温室、畑、クラブハウス)の設置などが取り組まれている。
●事業者:都市公団(当時)中部支社 / 所在地:名古屋市北区
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)中部支社
●構造・規模:RC造 4-11階建 711戸
●敷地面積:約38,000㎡ / 延床面積:約60,800㎡
センチュリースクエア香久山 『開放的で自然との触れ合いの多い場の提供』
センチュリースクエア香久山は、環境を保全する仕組みを採用し、自然と触れ合う場を設け、開放的で触れ合いの多い施設となっている。環境共生配慮事項として、屋上緑化(一部)、雨水貯留とその再利用、ビオ卜ープの設置、太陽光発電等が採用されている。
●事業者:住友不動産㈱ / 所在地:日進市香久山
●竣工:2000年
●設計:㈱日建ハウジングシステム
●構造・規模:RC造 136戸
●敷地面積:9,798.87㎡ / 延床面積:16,473.34㎡
大阪府営河内長野木戸住宅 『自然の恩恵を積極的に招き入れた集合住宅』
大阪府営河内長野木戸住宅は、「街づくり設計競技」の最優秀作品として優れた環境共生のアイデアをもつ作品が実施設計された集合住宅。平成6年度環境共生住宅市街地モデル事業実施地区でもある。環境共生配慮事項として、透水性舗装、太陽光発電雨水循環システム、雨水利用システム、風力発電等が採用されている。
●事業者:大阪府 / 所在地:大阪府河内長野市木戸東町
●竣工:1997年
●設計:イーアンドエー設計㈱
●構造・規模:RC造 470戸
HAT神戸灘の浜 『阪神大震災後の公的復興住宅における環境共生』
HAT神戸灘の浜は、神戸市の臨海部に位置し、阪神大震災後「東部新都心地区」における公的復興住宅建設地として開発された地区。約6.2haの敷地に商業・サービス施設や特別養護老人ホームなど福祉施設と併せて整備された「すまい・まちづくり」の新しいモデル。都心居住の特性を活かし、街のバリアフリー 化、駐車場棟の屋上緑化、コージェネレーンョンシステムの採用(超高層棟)等の環境共生に配慮されている。
●事業者:都市公団(当時)関西支社 / 所在地:兵庫県神戸市
●竣工:1998年
●設計:都市公団(当時)関西支社
●構造・規模:RC造 7~14、31・33階建、7棟(全体13棟) 1,020戸(全体1,886戸)
●敷地面積:約62,000㎡ / 延床面積:約197,000㎡
下関・ 一の宮県営住宅 『尾根景観の復元と緑のネットワーク、自然エネルギーの利用』
下関・一の宮県営住宅は、造成された丘陵地において、照葉樹林を育て、小動物や昆虫が生育する環境を取戻すと共に、自然エネルギーの適切な利用により、エネルギー消費や廃棄物発生を低減した快適な住環境づくりに取組んだ団地。中高層棟を段階的に配置することによってかつての尾根景観の復元に努めている。地域特有の夏の東風を取り入れるとともに冬の西風を防ぎ、住棟間を流れる風が適度に分散するように、住棟が配置されている。
●事業者:山口県住宅課 / 所在地:山口県下関市一の宮
●竣工:2001年
●設計:㈱アルセッド建築研究所
●構造・規模:RC造 地上3~10階建 209戸●敷地面積:25,280㎡ / 延床面積:3278.51㎡(1・2号棟)
アーベインビオ春日 『地域に根ざした人と自然に優しい街づくり』
アーベインビオ春日は、雨水を利用したせせらぎと、野鳥や昆虫の生息を助ける豊富な植栽空間とともに、通風の工夫により建物の環境負荷を低減した団地。環境共生配慮事項として、ソーラーパネル、団地内各所の緑化、既存樹木の植栽等が採用されている。
●事業者:都市公団(当時)九州支社 / 所在地:福岡県春日市
●竣工:1997年
●設計:都市公団(当時)九州支社
●構造・規模:RC造、11-14階建、9棟 771戸
●敷地面積:約31,400㎡ / 延床面積:約42,000㎡ß
マテール穴生、ドゥ・マテール穴生 『人と自然、高齢者にやさしい「グリーンアメニティタウン」に立地する集合住宅』
マテール穴生、及びドゥ・マテール穴生は、エネルギーの有効利用、生態系への配慮、周辺の自然環境と調和した景観をテーマに建設された集合住宅。黒崎副都心周辺整備事業の一環として開発されている「グリーンアメニテイタウン」に立地している。敷地の南側には天然の池「山の禅池」があり、北側の斜面地は北九州市の保有林で保存緑地公園として整備されている。環境共生配慮事項として、風力発電、雨水の貯留及び利用、透水性舗装等が採用されている。
●事業者:北九州市都市開発事業協同組合北九州市住宅供給公社 /
所在地:福岡県北九州市八幡西区
●竣工:1995年
●設計:㈱山設計工房
●構造・規模:SRC造地上14階 地下1階建 SRC造地上13階 地下1階建
●敷地面積:7410.00㎡(マテール穴生) 5416.39㎡(ドゥ・マテール穴生) /
延床面積:16024.52㎡(マテール穴生) 12595.49㎡(ドゥ・マテール穴生)
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