環境共生住宅事例データベース
全国の環境共生住宅・環境共生建築を用途、所在地、構造などから検索できます。
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篠原町の家 『職人の高い技能や創造力によるパッシブ空間』
職人のもつ技能や創造力を充分に発揮してもらえるような建築生産のあり方をふまえて建てられた住宅。丸太の梁組の大きな吹抜風洞と広い土間が有する大きな熱容量がパッシブ性能のポイントになっている。可動外部ルーバーに加えてダブルスクリーンを持つ西面出窓は、室内側から遮光・遮熱が制御できるように工夫されており、都市環境下で外部との有効なつながりを持たせている。
●事業者:個人 / 所在地:横浜市港北区
●竣工:2000年
●延床面積:148.31㎡
アクティブエコハウス 『都市生活の中で無理なく楽に環境負荷を減らす』
自然環境に恵まれない都市の中で、都市生活者が無理なく楽に環境負荷の少ない生活をするため、建物の高性能化、高寿命化、環境設備の有効利用、エネルギー使用機器の検討、廃棄処分対策、化学物質対策等に取組んだ住宅。外断熱蓄熱構造、太陽光発電、太陽熱温水器、雨水の生活水利用、省エネルギー電化機器の使用等によりエネルギーの高効率化とランニングコストの大幅低減が実現されている。
●事業者:個人 / 所在地:東京都足立区
●竣工:2000年
●延床面積:214.13㎡(2戸)
I邸 『夏・冬でモードを切り替えるパッシブソーラーハウス』
低層の住宅街に位置し、南東面に開放された敷地に建つ住宅。可変性を持つ間取り、吹抜けを利用した自然換気や自然採光を実現している。また、敷地の高低差を利用した地下部分の利用やスキップフロアの採用による容積の有効活用も図られている。PAC工法(パッシブエアサイクル)に加え、自然素材・健康素材の使用、国産材の多用等にも配慮している。
●事業者:工アサイクル産業㈱ / 所在地:埼玉県朝霞市
●竣工:1999年
●延床面積:157.82㎡
I邸 『四季を楽しむ大屋根の家』
緑豊かな公園に隣接する住宅。この恵まれた立地条件を第一に考え、西日に配慮しつつ、大きな開口部と広いバルコニーにより自然を楽しむ工夫がなされている。冬も夏も効率よく快適に過ごせるよう十分な断熱・気密化が施されるとともに、既存樹木を残すことによる日射のコントロールも図られている。さらに木材や瓦といった自然素材の多用、旧宅で使用していたムクの床板の再利用など製造時の環境負荷にも配慮されている。
●事業者:個人 / 所在地:埼玉県浦和市
●竣工:1998年
●延床面積:170.59㎡
燦窓の家「Zelkova」 『住み手の思いが投影される生活環境を支えるための環境共生』
古くからの屋敷林であるケヤキやシラカシの大木に守られ、広い角地に建つ建替え住宅。場所の記憶を継承する樹木や石材の保存・再利用を含めて、バリアフリー化、壁体内通気構法・基礎パッキン工法、越屋根を利用した自然換気の促進等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地:埼玉県さいたま市
●竣工:1997年
●延床面積:221.78㎡
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