環境共生住宅事例データベース
全国の環境共生住宅・環境共生建築を用途、所在地、構造などから検索できます。
41〜47(47件中)
熊本市営白藤団地 『地域に開かれ多世代が居住する環境共生団地』
白藤団地は熊本市の南部、市街地外縁部に位置する市営住宅団地。敷地西側には水田と水路が広がっている。戸建住宅地と接する北側、東側に中層棟を、南側の工場側に高層住棟を配し、田園的な風景や空間スケールになじむ住宅地景観の形成を図っている。環境共生配慮事項として、ビオトープ及び植栽帯の設置、ソーラーパネルによる電力供給等が採用されている。
●事業者:熊本市 / 所在地:熊本市白藤町
●竣工:1999年
●設計:㈱太宏設計事務所
●構造・規模:RC造 3階~9階建 459戸
●敷地面積:63,000㎡ / 延床面積:15,000㎡
竜ヶ崎ニュータウン龍ヶ岡中心地区「新世紀邑」 『コミュニティ形成に資する暮らしを提供する街づくり』
東京-つくば研究学園都市-成田新東京国際空港のトライアングルの中央に位置する龍ヶ崎ニュータウンは地区内外に水や緑の豊かな自然環境に恵まれている。「新世紀邑」は「エコロジカルな新郊外生活」をテーマに、環境負荷の小さい自然と共生する街並みを計画した住宅地。既存樹林を極力残し地区内に緑地帯が形成されているほか、ビオトープも設置されている。
●事業者:都市公団(当時)茨城地域支社 / 所在地:茨城県竜ヶ崎市
●敷地面積:344.8ha
糸満兼城の家 『自然特性のメリットを活かしデメリットを制御する』
沖縄の自然特性の活用と制御のよる省エネルギー化、建物本体の空間構成の工夫による省エネルギー化、自然循環型住宅の3つをコンセプトとして設計された住宅。具体的には雨水の再利用、2層吹き抜けのリビングルームの採用、使用後の雨水の浄化とリサイクル 等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地::沖縄県糸満市
●竣工:1994年
●延床面積:136.58㎡
東風平の家 『伝統的な雨端(戸外空間)を中心に据える』
沖縄の伝統的な戸外空間である雨端(軒下空間)を中心に据え、戸外空間を活かした生活を可能とする住宅をつくることをコンセプトとした住宅。沖縄における水不足解消のため、雨水利用が徹底されている。雨水は、風呂、洗濯、散水などに利用され、排水は、合併浄化槽で浄化し、スイレンの池に流し、その後放流するなど、健全な水循環を作ることも、本住宅のコンセプトである。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県東風平町
●竣工:1994年
●延床面積:121.15㎡
繁多川の家 『地名に表された場所性への配慮』
毎年のように水不足に悩まされている水事情とダム開発による自然環境破壊の抑制を考慮し、雨水の有効利用を図った住宅。もともとは水が豊富な地域であった場所性に配慮し、かつての記憶を呼び起こす仕掛けとして雨水を利用したせせらぎの設置や斜面緑地との連続性に配慮した積極的な緑化などをおこなっている。建物の屋根に降った雨は、10 tの地下タンクに貯めトイレの洗浄水や樹木の散水等に有効利用している。
●事業者:個人 / 所在地:沖縄県那覇市
●竣工:1998年
●延床面積:200㎡
「き」なりの家 『生活者の立場に立った住まいのあり方と省エネ・長寿命・エコマテリアル』
生活者の立場に立ったこれからの住まいのあり方の模索と同時に、省エネルギー、長寿命化、エコマテリアルをテーマとしたコンセプトハウス。西日本の長く蒸し暑い夏と冬の寒さに対し、外断熱、屋根や外壁の緑化等により少ないエネルギーで快適な室内気候を実現している。さらに、大きな河川敷や水源地に隣接する緑豊かな敷地の特性を生かすため、水草をテーマとした小川を作り、雨水を利用した水の循環と浸透を図ることで周辺環境との親和性に配慮している。
●事業者:㈱岡山工務店 / 所在地:岡山市
●竣工:1998年
●延床面積:273.06㎡
燦窓の家「Zelkova」 『住み手の思いが投影される生活環境を支えるための環境共生』
古くからの屋敷林であるケヤキやシラカシの大木に守られ、広い角地に建つ建替え住宅。場所の記憶を継承する樹木や石材の保存・再利用を含めて、バリアフリー化、壁体内通気構法・基礎パッキン工法、越屋根を利用した自然換気の促進等が採用されている。
●事業者:個人 / 所在地:埼玉県さいたま市
●竣工:1997年
●延床面積:221.78㎡
41〜47(47件中)
ページTOPへ